人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

海外から来た友人

2013年12月22日 | 応援
 7年前のネパールへのバックパックの旅がきっかけとなり、

つながった人と人とのご縁。

ネパールの友人たちを久々に食事に誘う。

忙しいにも関わらず、

私も唯一会える日を設定すると、

二人ともその日だけは空いていて来てくれた。



事がうまく運ぶ時は、

どんな状況でも会うことができる。



シャムさん、とその奥さんのアンザナさん、そしてディネシュさん。

それぞれネパールからやってきて、日本で力強く生きている。

誘っておきながら、行き当たりばったりの私が選んだ店は、

ガード下の居酒屋。

メニューのおススメはモツ煮や串焼きなどが並ぶ。

入った後に後悔した。

ネパール人は、宗教的に牛肉を食べることができない。

「お店変えようか?」

と私がおもむろに言うと、

「大丈夫です!!」と答えた。

早速、注文するとおいしそうに食べている。

「え、食べて大丈夫なの?」

と聞くと、

「ここは日本ですから」

と言われ、思わず笑ってしまった。

さらに、

「郷に入っては、郷に従え」

と言いますよね?

笑うしかなかった。



ディネシュさんは、大学卒業後に日本人なら誰もが知る企業に就職。

ノルマや勤務時間の長さは大変そうではあるが、

持ち前の明るさと笑顔で、その状況も楽しんでそうだ。



そして、もう一人のシャムさんは就職活動中。

現在、全戦全敗中。

さすがのタフな男も心が折れかけているようだ。

隣でアンザナさんが、バイトしているか寝ているばかり

と嘆いていた。


私も大学4年の時は、就職活動全戦全敗。

悩みぬいた末に、受けた青年海外協力隊の試験は、

終了5分前に答案用紙を提出せずに、試験場を逃亡・・・

心を折られ、フリーターの道を選んでいる。



ただ、シャムさんの選択肢は多くない。

就職できるか?

ビザが切れて、ネパールへ送還されるか?

日本にいたいならば、残された道は一つしかない。

そして、日本で働くということで奥さんをネパールから日本に招いている。



置かれた立場に共感はするが、今の私ができることは

応援することしかできない。



追い込まれた男の力はきっと強いはず!!

そう願おう!!


コメント
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