人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

小さな小さな広がり

2015年04月03日 | チャリティー
 「どこの企業ですか?」

 「どこの法人ですか?」

誰かに聞かれても、答えられない。

誰かに言われたわけでもなく、自然な流れなのだから。

今、海を越えたネパールで第三回の柔道大会が開かれている。

今年は隣国のブータンも日本人先生が生徒を引き連れて参加している。

所属する柔道部監督もゲストで招かれている。



たった1杯チャイを御馳走になったことから始まった小さな広がり。

心優しい人々が少しずつ協力してくれて、今がある。



現在、私ができるチャリティーとして下記の活動をしています。



【畳を日本からネパールに送るプロジェクト】を支援します。

昨年、エベレストBC(約5500m)まで高山病になりながらも、

通常の半分の日数で辿り着きました。

途中から胃が何も受け付けずほぼ3日間食料を食べることができない状態で、2700mまで

下りて泊まった宿。

ご主人は、元柔道家でネパール代表にもなったシェルパ族の登山ガイド。

キッチンで美味しい料理と

お酒をいただきながら

「生まれ変わってもシェルパ族になりたい、

来世は、エベレストで柔道の指導をしたい。

今世は、お金のために柔道をやめざるえなかったからね。」

など深夜まで柔道談義に花が咲きました。

そして、過去に1度ネパールへ柔道の畳を送ったこと、

集めるのも送るのもとても大変だったことを話しました。

「もし畳が集まったら、送料は何とかなるかもしれない。

ドイツの友人に輸送会社をしている方がいるんだ。」

ご主人は話してくれましたが、正直難しいと思うのが私の心内でした。



帰国後、学生時代の後輩から「日本の小学生の柔道大会に、

ネパールのストリートチルドレンを出場させてあげたいが、

どうすればいいだろう」という相談を頂きました。 

5年ほど交流の続くストリートチルドレンを支援する団体は、

子供たちの教育指導に役立つという理由で、

柔道を実施しています。

しかし、ストリートチルドレンには

パスポートやビザは下りない。

それでも、日本とネパール両国の有志たちの熱心な後押しや活動が、

ネパール政府の方針さえも変えさせて、

4人の子どもたちが来日できました。

そして、その後輩から

「先輩、道場の畳がいらなくなりました。ネパールの子供達へ送れますか?

送料は何とかしてください。」

と依頼がきました。

早速、見積もりを取ると過去に送った時とは状況が変わり、

船で2ヶ月かかって送って、どんなに安くても80万…さすがに厳しい。

何とか方法はないかと考えた時、

あっ、エベレストのご主人を思い出しコンタクトを取りました。

ネパールの柔道家ダルマ先生を紹介し、

今回の経緯を話したところ、「ちょっと時間をください」

と数週間。

何と、飛行機便で約40万円で送れるという連絡を頂きました。

送料の半分はネパール側で工面してもらっています。

残り半分は、柔道発祥の地日本で何とかしたいと考えています。

今回の畳は、試合用としても活用できるため、

国際大会が開かれるストリートチルドレンの施設へ行き、

以前に送った畳は、エベレストに行くことで話がまとまりました。

上記のような経緯で、ネパールへ畳を送ろうプロジェクトがスタートしています。

畳は既に回収して梱包が終わり次第、発送していきます。

本当の柔道を伝えたい!!海を渡った男のブータン記
http://bhutan.fan-site.net/horiutisann2014.htm

の堀内先生も4月に開催されるストリートチルドレンの施設の柔道大会(ネパール)

にブータンの子供たちを引き連れて参加するそうです。

本当に小さなことですが、こうして継続していくことで

だんだんと輪が広がっていくことに驚きを隠せません。

今回の費用をチャリティーという形で支援したいと考え、

ゴールド・マンカレンダー2015版(1部1000円)の販売となりました。
山口への直接のお申し込みも大丈夫です。

ゴールド・マンカレンダーが、誰かの、何かの、小さな一歩になることを願って!!
コメント
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