人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

紡ぎキャンプ番外編~最高だ!!~

2023年04月01日 | イベント
大人たちとキャンプで2日間を過ごし、
雨中のプログラムでクタクタな小学6年生。

「しんどくなってからが、さらに強くなるための稽古の始まりだ!」

重たい荷物を持って雨の中、約2.5kmの道を歩いて未開の山での野営へ。






「あと2時間で日が暮れるから、それまでに拠点を確保して火を起こそう!雨天時の野営はどう?」

「最高だよ!」

習ったロープワークを駆使してタープを張り、
雨天時のたき火をするために、自然にあるものと持参したものを合わせて様々な創意工夫する少年。








メタルマッチでワセリンを塗ったコットンを火口にして火をつけ、杉や小枝を順番に並べて、その熱で乾かすように周囲をやや大きめの木で囲み、火吹き棒で息を吹きかけながら火を育てていく。

「雨の中のたき火はどう?」
「最高だよ!」




真っ暗の山に、レジャーシートの屋根と雨音が奏でるBGMを聴きながら、たき火を前にして泥だらけの手でおにぎりやウインナー、チーズ、ビスケットを焼いて食べる。

「美味しい?」
「最高だよ!」






どんな勉強をしているのか?
何に興味があるのか?
どんな事を考えて生活しているのか?

そんなことをたき火を囲みながら話す。

「世界がもし100人の村だったら」という本に興味があり、話が膨らんだ。

少年曰く現在の小学校の授業ではSDGsというテーマがあり、様々な問題があることを学ぶようだ。

「正直、将来は不安だよ。みんなそう思っているよ。」

知ることは大切だけど、一面的に知ることで気持ちが落ち込み、未来を悲観して、心が病んでしまう子供もいる。(現にパーソナルトレーニングの一環で不登校や引きこもりのサポートも行っている)

「前提として、人生を楽しんでいるのかな?地球を愛おしいと思っているのかな?」

「えっ?どういうこと?」

「難しい話や正論も大切だとは思うけど、まずは自分の人生が楽しいと思ったり、地球を愛おしいと思うのが大事かなって思って。だって、こうしてたき火したり、山を歩いたりして、楽しいと自然にありがとうってなるでしょ。自然は地球の一部だから、地球を大切にしようという気持ちが自然に芽生えていくよね。」

「そうだね。そう考えるとたき火は最高だから、自然を大切にしたい!そのためには地球も大切にしたいと思えてくるね!」

私が世界を旅して見聞きしてきたことに興味を持ってくれた少年。

「もう寝るね」

近くに張ったテント。地面はでこぼこで、マットの代わりにレジャーシートを敷き、寝袋代わりに防寒シート。

数分後にはすぐに寝息が聞こえてきた。

やってくる物事を最高だよ!と受け止められるのと、どこでも寝られるのはタフに生きていくための重要な能力。

翌朝、道なき道を歩き山を登り下界へ。














今度は中学校で最高だ!!

おしまい。
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紡ぎキャンプ後編~自分の能力を活かすことで幸福感を得る!?~

2023年04月01日 | イベント
あらゆる存在には何かしらの役割や能力があり、

運良くそれを活かせる場面があり、

それで何かの役に立っていると感じると人は素敵な表情になるようです。

写真撮影が好きでその空気に溶け込み、自然な様子を留めてくれるカメラマンの小出さんの写真を見ながら思いました。




料理が好きな人は美味しい料理を作り、








野草が好きな方は皆に伝えると共に野草ピザで興奮し、








目に見えない世界の声が聴こえる方はそのメッセージを伝え、






お酒が好きな方はたくさん飲んで場を和やかにし、






ヨガや絵が得意な方はヨガや絵で皆を笑顔にし、






どんな時も「修行っす」と言う方は明るく周りを和ませ、




年を重ねても精力的に活動する方々は目標と言われる存在になり、








小説を書くのが好きな方はその文章で人の意識を変容させ、




ピザ窯の番人は絶妙な焼き加減で美味しいピザを焼き、








金色に変身したい人はどんな時も変身して、、、。






きっと誰もが何かしらの能力があり、
「まだない!!」と言っている人も、
それが眠っているか見出してもらってないだけであると信じ込んでいます。

自分の能力を活かすためにも色々と経験してみて、様々な人々と交流する中で誰かに何かを頼まれたり、ちょっとやってみていくうちに、個々に備わった何かしらの能力が覚醒していくのかもしれません。

「4年前に構想した足湯プロジェクトもやってみたい!」と言っていた小出さん。

足湯の桶は左官職人だった祖父の"ふね"を活用するのは決まっていたのですが、

お湯はどうしよう?とあれこれ考えていました。

「きっと誰かが何とかしてくれますよ!不完全な方が楽しいはず^^」

とりあえず”ふね”だけ持ってきて、

お湯をどうするかはその場にいる人々が楽しそうにアイディアを出してくれました。

その結果、

「4年越しの夢が実現しました!実現に向けてご協力いただき皆さんに感謝申し上げます!!!」

ととても嬉しそうでした。




参加した小学6年生は、
紡ぎキャンプにいる大人たちと接して、

「みんなすごい楽しそうに生きている!自分の考えをしっかり持っている!人生楽しそう!」

と自分の能力を発揮して幸福感を得ている大人たちに大いなる刺激を受けて次の目的地に向かいました。




雨という空からギフトの中で開催された紡ぎキャンプを今年も無事に終えられました^^

参加してくださった方々、
サポートしてくれた方々、
umikazeキャンプ場、
先祖の山、
どうもありがとうございました!!




PS キャンプイベントを終えて小学6年生が向かった先は未開の山。下界から約2.5km離れた山の中で無事に一晩過ごすことはできるのか。

番外編につづく。
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