人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

秩父札所巡礼と七分三分の人々

2023年04月25日 | イベント
4月22日に秩父札所巡礼を開催してきました。

「特急が満員で乗れずに遅れます!」

と連絡が入るも、3年前のとある日は電車内に誰もいなかったことを思い出すと、活気が戻っている証でなんだか嬉しい気持ちです。

秩父34巡礼ウルトラマラニック110kmというのを7年間開催してきましたが、今年の1月に私が巡れなかったお寺を巡ろうという趣旨の当企画。










札所巡り初の方が多数の中、参加者の足元を見ると、ランニングシューズ、トレランシューズ、ビブラムシューズ、地下足袋、マンサンダル、ワラーチ、はだし、とバラエティーに富んでいます。








事前にそれぞれのお寺のウンチクを調べてきたのに、それを話す余裕がないのはご愛嬌。

11番札所から市街地中心の18番札所までを気持ちよく歩き、

19番札所以降は巡礼古道を通り、昔の足跡を辿りながら山道を歩きます。

時折、秩父在住のスーパーマンこと石崎トレーナーが秩父の歴史を話したりして、興味をひいてくれます。

約5時間ほど歩き、疲労感が見え始めた参加者たち。このままゴール地点のお寺まで行けるのか、そんな思いがよぎりながら、道中色々な会話をしました。












ほとんどの方が週に5日くらい朝から晩まで働き、週に2日くらいの休日は気持ち良く身体を動かしたり、自然の中でリフレッシュしたいとのこと。(私も週5で勤務しているので、そんな感じです)

全て自分の思い通りの人生や自由気ままに生きることは難しくても、七分は日々コツコツと一生懸命働き、三分は自由に気持ちよく過ごす七分三分の生き方をされているのを理解して、

「あっ、誰もゴールの札所までストイックに歩きたいとは望んでない!!望んでいるのは私だけだ!!」

と気付き、

「道草を楽しもう」

という幻聴が聞こえて、ゴールを急遽変更してマップで見つけた昔ながらの商店の角打ちへ。








電話してお店がやっているか聞くのは野暮だなと思い、運任せで思い切って行ってみます。(やってなかったらその時考えよう!)

半年前には酒場放浪記にも登場したこちらの商店は、営業時間前にも関わらず気さくな店主の計いで店内を開けてくれて軽く一杯。

そこから森に移動して、森林浴をしながら、段ボールとビニール袋で作ったモバイル足湯に入りながらさらに軽くもう一杯。

程よい疲労感と
ほろ酔い気分で秩父ちょっと札所巡礼が終わりました。












通い続けるたびに新たな発見がある秩父巡礼路。

またまた全てを巡ることができなかったので、
また続きがあるとかないとか。

おしまい

素敵な写真の数々は、日本を旅して行商をしているはちどり屋の小出 拓也さんが撮影してくれてます^ ^
「視覚に近い色の再現の研究を続けているカメラで撮ったものを、今回ご一緒して"心動いたな〜"という当時の感覚を再現しながら編集しています^ ^」
コメント
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