
『学生の頃に思い立ち夢見た「旅するモバイル足湯」(=こんなところで足湯に入れたら良いな!というあらゆるところで足湯に入りながらホッと一息ついたり人と人とのコミュニケーションをとれる場をつくる企画)は、技術的に実現が難しく5年前に御蔵入りになっていました。。。』
とコタツに入り語るのは、イベントの写真撮影やその他諸々をサポートしてくれる20代青年の小出拓也さん(はちどり屋)。
*今回使用の素敵な写真たちは小出さん撮影。


発想の転換により長い時を経て実現に至る時がきました!!
これから夢を叶えようと嬉しそうな表情をする小出さんとそれを温かい目で見守り、何でも手伝うよと参加者の大人たち。
小屋の前に富士山が見える絶景があり、
ここで足湯ができたら最高ですね!
と場所決めにも興奮する小出さん。




「こんなところで足湯をしようとする人たちは初めてだよ。面白いアイデアだね。」
と足湯プロジェクトに全面協力を申し出てくれた小屋の仙人。

輪切りにされた木の中からイスにちょうど良さそうな物を見つけ、
下界から持ってきた段ボールにビニールを張り、そこに仙人の秘密の水場で汲んできて水を入れる。水場にはちょっと下までおりるから往復10分ちょいかかる。
そして薪ストーブで沸かしたお湯で温度を調整。


中央には熱燗を用意して、準備万端で入足。
「富士山を観ながらの足湯&熱燗は最高だよ〜」
「ほどよい温度で、いい気持ちー^ ^」
「こんな体験ができるなんて思わなかった!!」
「小出さんの夢が叶う瞬間に立ち会えて嬉しい」
と大好評!!



私は最後に入ったけど、うん?うん?
自分で湯を沸かして追加。
先に入った諸先輩方(50代〜70代)の心の大きさと温かさを実感しました^ ^
山小屋で寝た時に隣の布団になった小出さん。
朝方に突然、
「はい!明日までには間に合わせます!!」
と寝言で話していました。。。
束の間の夢は終わり、また新たな日々がスタートしたようです。
つづく