念のため持ってきていたトレイルラン用のシューズに履き替え、虫に刺されないようにロングTシャツを着て、帽子をかぶる。
手持ちの500ccの水に運命を委ねた。
気温は25度くらい。
所要時間は2~3時間。
距離は往復6~8kmくらいと推定される。
ワクワクが始まった。
ドライバーに1時間40分だけ待っていてほしいと伝えた。走ればそのくらいの時間だろう。
「GOOD LUCK」ドライバーが親指を立てて見送ってくれた。
地図をもとに山道を駆け下りる。

小川を飛び越え、トウモロコシの中をかきわけた。

道がなくなった。
「迷ったら白いものを探して!!」声が聞こえた。丹念に下を見ながら、目印を探した。

下を見ながら辺りをあるくと、小さな石に白い矢印が書かれている。
道が見つかった。
そこからさらに下る。
「先にずっと進むと、小川にぶつかる。そして、斜めに折れ曲がって進むとすると巨大な石がある」
言われた通り小川があり、斜めに折れ曲がり進むと道がなくなった。
下を見て、足跡がないか探すが小川の手前で消えていた。
目の前を見ると、巨石に文字が書かれている。

小川を渡り、この巨石を登った。目の前がひらけた。
ちょっとした広場になっていて、チェ・ゲバラのシンボルである星が描かれていた。

約45年前、チェ・ゲバラはこの地で“理想”のために戦っていた。

信念を貫いたチェ・ゲバラは、最後はどんな思いだったのだろう…
目を閉じて、五感を研ぎ澄ました。
残りの水を計算してペース配分を行い、道を登った。
1時間40分ちょうどで戻った。
「GOOD!!」
ドライバーがほほ笑んだ。
手持ちの500ccの水に運命を委ねた。
気温は25度くらい。
所要時間は2~3時間。
距離は往復6~8kmくらいと推定される。
ワクワクが始まった。
ドライバーに1時間40分だけ待っていてほしいと伝えた。走ればそのくらいの時間だろう。
「GOOD LUCK」ドライバーが親指を立てて見送ってくれた。
地図をもとに山道を駆け下りる。

小川を飛び越え、トウモロコシの中をかきわけた。

道がなくなった。
「迷ったら白いものを探して!!」声が聞こえた。丹念に下を見ながら、目印を探した。

下を見ながら辺りをあるくと、小さな石に白い矢印が書かれている。
道が見つかった。
そこからさらに下る。
「先にずっと進むと、小川にぶつかる。そして、斜めに折れ曲がって進むとすると巨大な石がある」
言われた通り小川があり、斜めに折れ曲がり進むと道がなくなった。
下を見て、足跡がないか探すが小川の手前で消えていた。
目の前を見ると、巨石に文字が書かれている。

小川を渡り、この巨石を登った。目の前がひらけた。
ちょっとした広場になっていて、チェ・ゲバラのシンボルである星が描かれていた。

約45年前、チェ・ゲバラはこの地で“理想”のために戦っていた。

信念を貫いたチェ・ゲバラは、最後はどんな思いだったのだろう…
目を閉じて、五感を研ぎ澄ました。
残りの水を計算してペース配分を行い、道を登った。
1時間40分ちょうどで戻った。
「GOOD!!」
ドライバーがほほ笑んだ。