小川で釣りをしていると、少年が話しかけてきてくれました。
せっかくだから釣りしてみる?
と話すとやってみたいと言うので、少年の網に糸と針とウキをつけて、即席の釣竿が出来上がり!
おじちゃんが小学5年の時は、釣りキチ三平を読んで一人で様々な川へ釣りに行ってたよ。
釣りキチ三平は面白いから是非読んでみてね!
小一時間ほど一緒に釣りをして(釣れなかったけど)、近くにあるどんぐりの森へ行こうという話になりました。
途中にある工事中で立ち入り禁止になった原っぱを悲しい目で見ながら話してくれました。
「おじちゃんに言ってもしょうがないけど、大人たちの都合でどんどん自然がなくなって、僕たちの遊び場がなくなっているよね。この原っぱでも、どんぐりの森でもたくさん遊んだけど、今は工事になっているからけっこう悲しいです。だからちょっと離れた場所で自然の残っている遊び場を探して、僕の友達たちは遊んでます」
うーん、うーん、うーん、
なんとも言えず、なんか大人として本当にごめんなさい。。。
(現在、原っぱは5000人収容のアリーナを作る予定ですが、建築や維持に費用がかかりすぎることや周辺道路が狭いことなどの問題が浮上して話し合い中のようです。)
どんぐりの森に着き、秘密基地を作り、食べられる野草の話になると興味津々で一緒に野草を取り、食べてくれました。(空気で洗って、美味しいと思い込んで食べるんだ!胃腸も鍛えれば強くなるはず!)
足繁く通うこのどんぐりの森は、NPOのおじちゃんおばちゃん達が整備してくれていますが、子ども達が走り回ったり、秘密基地ごっこをしたりとして活用してくれるのが一番嬉しいと話してくれてます。そして、数十年後の未来の子ども達のためにと色々考えて、様々な種類の木を植え丁寧に育ててくれています。そんな想いを聞いているからこそ、子どもたちにどんぐりの森でもっと遊んでもらいたく、私も一緒に遊んでます笑
「平日の夕方に来ればおじちゃんに会えるかな?もっと自然のことを教わりたい」
と言ってくれましたが、
「今日だけ特別で仕事を休みにしたんだ。
土日はたまにどんぐりの森にいるからまた遊びにおいで」
少年の話が耳に残り、夜な夜な原っぱのことを調べると以前の人が自然をなるべく多く残しながら描いた公園の未来予想図(スケッチ)を見つけました。
自然は好きなので、自然がある場所に変わっていくといいなと願ってます🙏