蛍の季節がやってきました。
うえすとこーすとから高野山の方に登ると、蛍の里があちこちにあります。
でも自然のものなので、去年はたくさんいても今年は少なかったり、実際に足を運んでみないとわかりません。
特に工事などの後はほとんどいなくなっています。
土曜日、息子(長男)が今交際している彼女を初めて家に連れて来ました。
(とっても可愛い彼女でした。)
夕ご飯の後、「蛍を彼女に見せてあげたい。」と息子が言うので、いっちゃんさんと4人で蛍を見にお出かけです
山を登り、自然の中を走ります。
回りを木に囲まれた綺麗な小川のあるところ・・・そんなところに蛍はいます。
小道を歩く私達のそばにも、たくさんの蛍が飛んできます。
息子の彼女もとっても喜んでくれました。
こう締めくくると、平穏な夜だと思うでしょうが、実はすごーい大失態をしてしまった私でした。
たくさんの蛍に感激して、「これは娘にも教えてあげなくちゃ!」と暗闇の中、田んぼと小川にはさまれた道を歩きながら、携帯で娘の電話番号を探していた私・・・
かけようとした瞬間、足元に道がない・・・きゃぁ~
気がついたら小川(セメント張りの溝)の中にはまってました。
(水は綺麗なんですけどね・・・それが救い)
その瞬間の記憶がありません。
気がついたら、携帯を左手で持ち上にあげてました。
(無意識に水に濡らしてはいけないと思ったのかな。)
右手に持ってた傘は流されてて、彼女が拾ってくれてました。
ご想像がつくと思いますが、凄い動揺で、
「○●(娘)に電話しようと思ってたら、画面が明るくて足元が見えなかったみたい。気がついたらはまってたのよ~。」
と叫んでました。
わざと平気な顔ですくっと道に上がり、何もなかったかのように歩きだした私ですが、膝下まで水でびしょ濡れで、靴はカエルのように鳴いてました。
でも、後で考えればラッキーで、その場所が一番浅かったようです。
他はもっと深く1メートル近くあるところもあるし、側面がコンクリートなので、怪我もぜったいしたと思うし・・・。
息子に
「暗くて危ないから、彼女の手繋いであげたほうがいいわよ。」
なんて言いながらケロッとしていた私ですが、本当はどれだけ恥ずかしかったか・・・。
初対面の彼女の前で、田んぼの小川にはまる母ってどうよ~って感じです。
「お母さんが突然、私の視界から消えたのでビックリしました。」って言ってたし・・・。
でも、ありのままの私でいいかぁ・・・かっこつける事もないし・・・と開き直る事に。
携帯も無事で、大怪我もしなくてホントに良かったし・・・。
帰って明るいところでみると、手は結構擦り傷があったけど、足はどこも怪我してないし・・・。
いっちゃんさんには笑い話のネタにされたけど、まぁ楽しかったし・・・。
今度行く時は必ず足元に注意しようと、切実に感じた私でした。