明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

自民党

2012-11-30 16:04:25 | 時評
自民党は自由民主党です。自由や民主主義を大事にする政党かと思ったら違うようですね。「総合政策集」の「憲法・国のかたち」によると‥‥
家族は助け合ったほうが良いと私も思います。でもそれは権力者が憲法を通して言うべきことではないでしょう。「日本の誇り、日本人らしさ」も同じで余計なお世話。
国民の憲法尊重義務新設にもびっくりです。憲法を守らなきゃいけないのは公務員、分かりやすく言えば権力者です。
憲法は権力者を規律する規範であって国民を拘束するものではないという基本中の基本が分かってらっしゃらないようです。もちろんろくでもない国(たとえば韓国の北にある)の憲法にはそうではないものもたくさんあります。でも安倍さんも私も好きな(笑)アメリカやフランスの憲法は国民が権力者を規律するものという価値観に立っています。安倍さんはろくでもない国は嫌いかと思ったらろくでもない国の憲法はお好きなんですね。
国旗損壊罪の新設も驚きです。この問題は20年以上前に合衆国最高裁判所で激しく争われ、2度にわたって、星条旗の焼却は表現の自由のひとつであって、その処罰は表現の自由の侵害にあたると判断されました。
外国人の地方参政権を認めるかは両論あるでしょう。しかしその理由が「はー!?」というレベル。最高裁は外国人に選挙権を付与する法律を違憲とはしていません。選挙権を認めていない現状も違憲ではないし法律を制定して認めても違憲ではない、要するに外国人の地方選挙権をどうするかは立法政策の問題という立場。何を勘違いしたのでしょうか。
安倍さんが嫌いな私でも次の首相はたぶん安倍さんと思います。余計なことを言わなきゃ勝てそうなのにあえて火中の栗を拾おうとする真意は何なのでしょうか。
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