40年ほど前、東京の公務職場で、厚生労働省(当時は厚生省と労働省)関係の問い合わせに答える業務を担当していました。なので、普通の人よりは年金制度にも詳しいつもりでいましたが、いざ自分が受給するようになると、えーっそうだったの!?ということがいろいろ(笑)
初めに簡単に確認を。日本の年金制度は、日本に住んでいる誰も(外国人も)が入る国民年金と勤めている人が入る厚生年金とで構成されています。国民年金は、40年間フルに加入して保険料を納入すれば、月66,000円ちょっと、年額80万円弱の年金が出ます。厚生年金のほうは、在職年数や在職時の給料に左右されますが、平均受給額は月10万円弱のようです。
第1の驚きは繰り下げ受給についてです。年金は受給を繰り下げれば、1月について0.7%年金額がアップすることは知っている人も多いでしょう(実際に繰り下げ受給を選んでいる人はわずか1%強だそうです)
じゃ私が66歳からの繰り下げ受給を選んだら、年金額は何%upするでしょう? 0.7×12ヶ月で8.4%upと思ってましたが、それは間違い(>_<) 厚生年金については、65歳になった日からではなく、受給権が発生した日、つまり定年退職した日からカウントするのだそう。11月生まれの私の場合は、7ヶ月(4月→11月)の繰り下げ=4.9%upになります。結構ショッキング(苦笑)
国民年金(基礎年金)部分の裁定通知が来ていないので、この先は推測ですが。日本年金機構のHPをみると、基礎年金は在職による支給停止の対象外となっているので、繰り下げ率のカウントは12ヶ月分の8.4%upになるはずと信じてますが、正しい? どなたか知っていたら教えてください。
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