林真奈美記者は大要、以下のように述べて、年収の壁をやめて、多くの人が被用者保険(社会保険)に加入する、つまり社会保険料負担するが給付も受ける世の中を目指すべきだと主張されています。特に2、現状は企業の非正規雇用選好を事実上後押ししているという視点が重要と考えます。
1.被用者保険が適用されない範囲で働けば、保険料負担は生じないが、年金などの給付も手薄になる。給付が充実する被用者保険加入は「働き損」には当たらず、加入ラインを「壁」と呼ぶのは不適切だ。
2.労働時間や賃金が基準に満たない労働者を被用者保険から排除する仕組みは、企業が保険料負担のない非正規雇用を選好する誘因となり、雇用を歪めてきた。
3.誰もが望むように働き、活躍できる社会にするため、被用者保険の適用拡大を進め、働き方によって負担や給付に差ができない制度を作るべきだ。
林記者の提言は、岸田内閣が打ち出した年収の壁対応策に対する批判ですが、昨今の議論にもぴったり当てはまります。
話は変わりますが、兵庫県でトンデモナイことが(@_@。 トランプを選んだアメリカ国民をバカにしていたら、ブーメラン!?
どういう理屈であのお方が兵庫県知事にふさわしいのか…… まさかパワーハラスメントは事実無根じゃないよね? それとも、あのくらいは勇み足で「たいしたこと」じゃないの? ああ頭痛がします。
いつも当たり障りない事なかれ主義の7時のNHKニュースが、この一件にかなり批判的なトーンで、ちょっと驚きました。
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