大学ラグビーは予想どおり、2強対決になった。決勝は8日、熱戦が期待される。
ラグビーを見始めたころは早稲田ファンだった私だが、現在は関東学院を応援している。初優勝のころ2年ほど、関東学院の法学部で教えたことも親近感につながっている。これで9年連続の決勝進出、大学ラグビーの盟主として、かつての早稲田に取って代わったと言っても差し支えないだろう。
ただ強いだけではない。彼らにスポーツマンシップを感ずるのである。3年前の大学選手権決勝だったと記憶するが、このときも両校の対戦で、早稲田が5点差の接戦を制した。審判の笛は素人眼にも早稲田びいきだったように見えたが、関東学院サイドは、監督も選手も、一切恨みがましいことを言わなかった。「判定にクレームをつけない」というのが春口監督の一貫した指導のように見受ける。
「判定に従う」のは、ある意味では当たり前のことである。しかし、わが国でもっとメジャーなスポーツ-分かるよね-では当たり前ではない。自らのゴール前で相手選手に裏に出られたときオフサイドをアピールして手を挙げる行為にはどういう意味があるのだろうか。まさか、選手から指摘されなければオフサイドが分からないほど、審判は間抜けではあるまい。また、少しでも不利な判定があって負けると、敗戦をそのせいにする監督や選手がいる。
「判定に従う」のは、単に潔いばかりではない。結局は自分たちのためにもなるのだ。審判だって人間である。文句ばかり言うチームに有利な判定が出るはずはないと、なぜ思わないのだろう。現に、例のメジャーなスポーツでも、判定にクレームをつけて、色のついたカードを貰う選手は少なくない。
話が横道に逸れてしまった。下馬評は、早稲田有利のようである。是非予想を覆して、6度目の栄冠をつかむよう期待している。
ラグビーを見始めたころは早稲田ファンだった私だが、現在は関東学院を応援している。初優勝のころ2年ほど、関東学院の法学部で教えたことも親近感につながっている。これで9年連続の決勝進出、大学ラグビーの盟主として、かつての早稲田に取って代わったと言っても差し支えないだろう。
ただ強いだけではない。彼らにスポーツマンシップを感ずるのである。3年前の大学選手権決勝だったと記憶するが、このときも両校の対戦で、早稲田が5点差の接戦を制した。審判の笛は素人眼にも早稲田びいきだったように見えたが、関東学院サイドは、監督も選手も、一切恨みがましいことを言わなかった。「判定にクレームをつけない」というのが春口監督の一貫した指導のように見受ける。
「判定に従う」のは、ある意味では当たり前のことである。しかし、わが国でもっとメジャーなスポーツ-分かるよね-では当たり前ではない。自らのゴール前で相手選手に裏に出られたときオフサイドをアピールして手を挙げる行為にはどういう意味があるのだろうか。まさか、選手から指摘されなければオフサイドが分からないほど、審判は間抜けではあるまい。また、少しでも不利な判定があって負けると、敗戦をそのせいにする監督や選手がいる。
「判定に従う」のは、単に潔いばかりではない。結局は自分たちのためにもなるのだ。審判だって人間である。文句ばかり言うチームに有利な判定が出るはずはないと、なぜ思わないのだろう。現に、例のメジャーなスポーツでも、判定にクレームをつけて、色のついたカードを貰う選手は少なくない。
話が横道に逸れてしまった。下馬評は、早稲田有利のようである。是非予想を覆して、6度目の栄冠をつかむよう期待している。
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