トップリーグ プレーオフ準決勝

前評判を覆し、東芝がサントリーを破った。三洋電機はトヨタに順当勝ち。
東芝は、自陣ゴール前からのスキルの高いパスをつなぎ先制トライを奪ったものの、その後３連続トライを返され７－21でハーフタイム。正直勝負ありと思えた。ところが、後半は怒涛の４トライ、サントリーをノートライに封じて、35－24と見事な逆転勝利。
この日は、モールを押したトライはひとつだけで、ターンオーバーからの切り返しやバックスが走ったり、珍しく魅せるラグビーだった。恐るべし、東芝！
三洋電機は、前半トヨタの攻守にわたる健闘に苦しんで３－９と先行されたが、前半終了間際から後半にかけて３連続トライ、25－９と突き放した。その後トヨタの反撃を許し２トライ奪われたが、４点差で逃げ切った。相変わらず、トライを取り切る集中力がすごい。
さて、決勝は31日。三洋悲願のトップリーグ初制覇成るかだが、東芝次第とみる。東芝が準決勝の闘いぶりを再現すると両チームの力は甲乙つけがたい。