初夏の奥秩父を歩く

久しぶりの山歩きはどこに？　まずレンゲツツジを観に行こうかと考えましたが、少し早いかなぁ。
シャクナゲの金峰山方面は、週末の山小屋が混むかと懸念しましたが、小屋のホームページによると、定員制になったと。

甲府で前泊して塩山からバスで大弛峠に。爽やかな晴天です。寄り道して反対側に行ってみますか。大弛峠から小１時間で北奥千丈岳です。平凡なピークですが、奥秩父最高峰、2601mだそう。実に37年ぶりでした。南アルプスはじめ大展望！
７年ぶりの国師ヶ岳にも寄った後、峠に戻り正規コースに。
この付近の山はいずれも2500m以上の高山ですが、大弛峠が2300m超なので、楽チンハイキング(でもあちこち残雪)。家族連れやツアーもいっぱい。
金峰山経由で金峰山小屋に３時すぎ到着。早速飲み始めましたが、国師ヶ岳山頂で会った酒飲みグループはまだのよう(>_<)
夕食時にこのグループに再会。小屋の内外で３時間ほど飲み続け、途中、日本人女性と結婚したベルギーの若者も引きずり込まれ(笑)　酔っ払いのおじさん・おばさんに付き合ってくれたＡくん、ありがとう‼

明けて２日の朝は絶景❗　前日は雲に見え隠れしていた八ヶ岳連峰がばっちり。
その右側(北側)には、後立山連峰が。南には南アルプスの峰々、白峰三山など北部は分かりますが、南部の山が……　慣れ親しんだ南アルプス南部の山なのに(>_<)

唯一心残りだったシャクナゲもちらほら。今年は遅め？　金峰山にキバナシャクナゲは全く、アズマシャクナゲもほんの咲き始め。
みずがき山も登る予定でしたが、天気が下り坂なので、素直に下山しました。
特徴的な増冨の湯で山の汗を流して、帰宅しました。梅雨入り前の微妙な時季でしたが、絶景に恵まれ、楽しい出会いもあって良い山旅でした。