今朝の朝日新聞のインタビューで、朋友・小川秀世弁護士が、近く再審が始まる袴田事件について語っています。
初めて聞いた話としては、半世紀以上前に死刑判決になった第一審でもう少しちゃんとした弁護活動がされていれば……という点。袴田さんが拘留されて「自白」に追い込まれた19日間に、弁護士は3回合計37分しか接見していないそう。
あとは、警察がまさか捏造なんて……という思い込みが、裁判所はもちろん弁護側にもあったと。
最後に、袴田さんを支えてきた姉の秀子さんについて「恨みを口にする姿も見たことがありません。人間と社会を真の意味で信頼しておられるのでしょう」。あってはならない出来事ですが、一筋の光明をもらったように感じました。
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