ラグビーシーズン最終盤

日本選手権は、東芝とトヨタが快勝し決勝にコマを進めた。ヤマハ発動機と対戦した東芝は、私が中継を見始めた前半なかばには勝敗が決まっているほどの完勝だった。
一方、トヨタはサントリー優位の予想を覆す闘いぶりで、後半の序盤に７点差とされた以外、終わってみればダブルスコア以上の勝利だった。昨シーズン早稲田に不覚をとった怨念をパワーに変えたようにも思えた。
ヤマハとサントリーは面白くないシーズン最終戦となったが、昨シーズンの低迷からすれば大躍進だろう。今後が期待される。
このところのラグビー界は東芝の優位が続いている。神戸製鋼の黄金時代を彷彿させる。昨シーズンは３冠を制覇したが、日本選手権だけはＮＥＣと両者優勝で分け合った。今シーズンこそ完全制覇なるかだが、可能性は高いとみる。