議員定数格差が最大2.08倍だった2021年の衆議院総選挙について、最高裁は合憲判決を下しました。
正直よく分からない理屈です。いったんちゃんとした定数配分枠組みを決めたら、その後の人口移動で多少格差が拡大しても仕方ないってこと!? しかも反対意見は行政法学者の宇賀裁判官だけで、この訳の分からない理屈にほぼ全裁判官が賛成したのも驚きです。
これでは、国会に対して「そんなにやらなくて良いよ」というメッセージになるのでは?と懸念します。変身した最高裁の成果のひとつが一票の格差に対する厳しい態度でした。格差2倍ちょっとなら、もう十分ということ?
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