トップリーグ再開

アジア大会などのために中断していたトップリーグが１ケ月ぶりに再開。
サニックス－ヤマハ発動機が手に汗握る試合展開。前半は３トライ重ねたサニックスが15－３と圧倒、ただし比較的イージーなゴールキックが全く入らず、劇的結末の伏線に。
後半に入るとヤマハが地力を発揮、連続トライで17－15と試合をひっくりかえす。その後も一進一退の攻防が続いたが、両チーム１トライずつ取り合ったヤマハ２点リードの局面で反則をもらったサニックスはＰＧを選択、25－24といったんは逆転。今度は残り時間５分で、相手ゴール前のＰＧ確実な位置で反則をもらったヤマハは、あくまでトライを狙って中央付近に飛び込んだ。これでヤマハの６点リード。
ところがサニックスはラストプレーで右隅にトライ。ゴールキックの成否に試合の帰趨がかかる。運命のゴールキックは右ポストに当たり、５トライ奪ったサニックスは惜しい試合を失った。
５連敗中のヤマハは勝てて良かった。これを落とすようだと降格も現実味を帯びてくる。サニックスとは対照的に５本のゴールキックをすべて決めた五郎丸のキック力がチームを救った。
トヨタはリコーの健闘に苦しみ後半なかばすぎにはリードを奪われたが、イェーツの逆転トライで29－26で振り切った。他はほぼ順当な結果か。４強に近鉄、神戸製鋼が続いている。