森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ストレス解消に「コーピング」

2016-07-30 | 環境・健康
実は今日予約投稿したはずの記事が、消えてしまった。
多分、さらに翌日分の日記をアップしようとした際、うっかり今日の分の日時をリセットして
しまったのかも。

もう何を書いたのかさえ思い出せないけど、明日の記事につながらないと困るので、できるだ
け記憶を紐といてみます(私の海馬大丈夫かな;)

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そもそもストレスに弱い人と強い人の違いは何かと言えば、その要因の一つとして注目されて
いるのは「生まれ育った環境」。
ハーバード大学で「子供の頃強いストレスを受けた人の脳に30年後どのような影響が現れた
か」を調べ、「脳の扁桃体に大きな変化が起きた」ことが分った。

 

扁桃体が過敏になり些細な刺激で反応してしまう。結果、扁桃体の指令でストレスホルモンを
どんどん出してしまう。幼少期の体験が大人になってからのストレスの感じ方受け止め方にも
影響を及ぼしてしまうという。
 

 

それ以外の要因としては遺伝(体質)的なもの、生活習慣、考え方のくせなどであり、欲しいものが
がまんできない人や、すぐにカーッとなって怒りっぽい人などはストレスにも弱いらしい。

ゆったりと自分の置かれた状態に満足している人は比較的ストレスにも強いという。
しかし現代人は皆そう言ったゆったりした状態にあるわけではないし、幼い頃の強いストレスが後から
とり除けるわけでもない。  では私たちは一体どうしたらよいのか。

 

番組では、脳が蝕まれる前にできる具体的なストレス解消法を大まかに二つ取りあげていた。
この二つに「運動」を組み合わせることがストレスの軽減に大きな効果を発揮することが分っ
てきたという。

  

まずは一つ目の方法

●コーピング
これは自分が落ち込んだ時などにどんな気晴らしをすれば気分が上がるか、予め、出来るだけ多く
リストアップしてみる。そして実際にストレスを感じた時にその中から最適な方法を選んで実践し
てみる。 それで解消したかどうかを自分で判断する。まだストレスを感じていたら、さらに気晴
らしを続けたり、また「別の方法を選んで行う」ということの繰り返しをやり、自らのストレスの
観察・対策を意識的・徹底的に繰り返すことが大事だという。、

例えば本を読む、散歩に行くといった小さなことでいい。
これって、実は私も実際にやっている方法だった。「好きな映画のDVDを観る」とかメモし
これがダメだったから次はコレとか(笑)忘れるからメモってたことだけど。

 

 

 

 

 

本当に「小さなことを沢山」でいいという。

広島大学では、うつ病の予備軍(閾値下うつ)の人が心の健康を取り戻す為の医療に基づく
専門のプログラムを開発。実際に一般的なコーピングに加えて、どのくらいの達成感があっ
たか10点満点で点数をつけるもので、客観的にわかるようにする。これを繰り返すことで
より気分と行動の関係に気付く事ができるという。

 

 

このようなストレス対策で、脳にある変化が起きることが分ったという。
ストレスに反応して扁桃体が活動するときに、同時に認知をつかさどる前頭葉の一部が、自分
のストレスをしっかり認知しながら対策を繰り返したことで活性化して、扁桃体の活動を抑制
し、心の健康を取り戻すことに繋がったという。

 

 

 

車のアクセルとブレーキのように、前頭葉が扁桃体にブレーキをかけるらしい。
「楽しいことを想像する」だけでもいいなら簡単なので、誰でも取り組める気がする。
大事なのは効果を「自分で認知すること」
自分自身での「認知」が大事なのは、この前頭葉の働きを活性化するためだということかな。


二つ目の方法は「マインドフルネス」
こちらについては、アメリカやヨーロッパなどの名だたる企業や学校、刑務所や宇宙飛行士など
でも大きな成果を上げているという。

 

 



この方法については、また次回詳しく。
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