森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

このトシになっても、学ぶことが沢山!

2017-06-07 | 思い・つれづれ
色々なものを捨てながら、いよいよ私も「人生の終盤」に近づいたのだなぁと感じることしばしば。
自分の生きた残骸を、終わりのその時までに決して「ゼロにする」ことは出来ないけれど、それでも
余力のあるうちに出来る限り減らさねばと思っている。
そうしないと、残った家族の誰かにそれらの片づけを押し付けることになる・・。

物持ちの良かった母の遺した様々なモノたちは、私たち姉妹に成人した姪たち二人を加えても尚、処
分に数日かかった。     私たちには不要なモノであっても、母が大切にしてきた物を捨てるの
は本当に辛く、心痛むものだった・・。

少しずつなので数年かかりそうだけれど、生きている限り日々の生活の中でも要らなくなる物は出て
くるので、これは死ぬまで続くことなのかもしれない。
断捨離は「死を見つめて暮らす」つもりからやるのではなく、「生きている限り実りのある暮らしを
していたいからこそ」やるのだと思う。

老眼が酷くなる前は「活字中毒」だった私。「蓄えたつもりの知識」は、活かせないまま記憶から消
え去っていたり、僅かに残っていた筈の知識も曖昧に(笑) 人生の終盤に差し掛かった今、やっと
「無駄に生きてはいけない」と思い知る。
情けないことに、この年齢になってもまだまだ「知らないこと」の方がずっと多い。

昨日も職場で、英語の表記に誤字に見えるものがあるとの指摘で撤去した商品があり、言われてもな
いのに仲良しさんと二人、退勤後にチェックしてみたけど見つからない。
よくよく観てみると、「DAIRY」と書かれている部分にちょっと違和感を覚えた。

「ねぇ、これってRだっけ?Lが正しいんじゃない?」と訊くと、留学経験のある彼女は即座にスマ
ホで調べ、確かに「DAIRY」と言う単語はあるが、「乳製品」を意味する言葉で、商品の示すそ
の後に続く単語からみても、この場合は「日々の」を意味する「DAILY」が正しいことが判った。

恥ずかしながら二人とも、スーパーなどの「デイリーコーナー」という意味を、漠然と「日毎に入荷
する物」のコーナーと勘違いしていたこと
も判明(笑・でもカタカナだし;)
二人して「勉強になったねー!」とちょっと嬉しくなってしまった。

それにしても会社の言う「誤字に見えるもの」なんかじゃなく、間違いなく「誤字」だから!!(笑)

それから、先日「副鼻腔炎」の本を読んでいたら「正しい鼻のかみ方」なる章が。
これまでずっと「片側ずつ反対側を押えながら」とだけ意識してかんでいたけど、それに加えて、
同時に「口を閉じる」ということが大事と書かれてあった。
試してみると、「なるほど」と感じた。

「トシをとっても、学ぶことは沢山」と日々思う。
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