毎日、自民党の総裁選がらみのニュースや討論に少々うんざりしている。 中でも、
麻生氏が度々「選挙は権力闘争だ」と、公の場で堂々と発言しているのを見るにつけ、これ
がつい口をついて出たのではないことが判る。どちらにしても本音であることは間違いない
が、いくら本音でも、政治を司る人が決して言ってはならないはず。
つまりは国民のために政治家をやっているのではなく、「自分の権力を誇示したいがために
政治家になったと公言」しているも同然。確かに理想論だけでは政治の世界は渡り歩けない
のだろうけれど、基本的に政治家は「国民のために働く人」でなければならないはず。
なのに、政治家としての「使命」や「理念」「信念」といったものも明確に示さないで、ま
るで「自分の権力のために動くことを恥とも思わない」この発言には呆れてしまう。
ジャーナリストの「田崎氏」も同じように、度々テレビ番組などで「政治は権力闘争」だと
発言していて、苦笑してしまう。以前彼が「政治家の仕事は会食」と発言し批判されたこと
を受けて、朝日新聞のインタビューに「ショックだった」と答えた時、改めて彼の意識の低
さに驚かされた。(以下、その時のやり取りから抜粋)
「政治家は会食するのが仕事です、仕事が会食みたいな商売なんです、と言いました。そう
したら、視聴者から番組にLINEで数千件もの質問が殺到したのです。ショッキングな経験で
した」 「僕は42年間も政治取材をしてきましたが、自分にとって当たり前だったことが、
視聴者にはとてもおかしなことに映っていたのです。」
――具体的に何がショックだったのでしょうか。
「一番ショックだったのは『リモートでもできるんじゃないですか』という声でした。僕の
考えでは、政治という営みには会食をすることが不可欠だったからです。会食する最大の目
的は、互いの人間関係を深めることです」
――人間関係を深めなければできないものなのですか。
「そうです。『政治家は政策を競い合え』『政治家は政策ベースで動け』と説く人が多いで
すが、現実の政治家は政策では動いていません」
「政治は人間が動かしています。そして人間を動かすのは感情です。他人の感情を、自分に
プラスになるように育む。それが政治家にとっては大事な仕事になるのです」
「食事を重ねることで人間関係を築いていく。今の政治家で言えば自民党幹事長の二階俊博
さんや総理の菅義偉さんが、そういう努力をひたすらやってきた人たちです」
――人間関係や人間性がカギになるような、政治特有の理由はあるでしょうか。
「政治って闘いなんですよね。権力闘争です。そして権力闘争をし続ける上で大事なのが『こ
いつは信頼できるのか、できないのか』です。闘いを現実に動かすのは政策ではなく、『こい
つなら一緒にやっても大丈夫だ』という感情と『こいつにはこういう借りがある』という打算
です」
彼の見てきた世界では当然のことであったのだろうが、ジャーナリストとは本来、こういう
政治家の姿勢を批判すべき立場のはず。 彼が「御用ジャーナリスト」の筆頭に挙げられる
のも当然だと思う。この人が登場する限り、ワイドショーなど見る意味なし。
ただし、9月6日のモーニングショーは見応えがあった。総裁選に絡み「経産省は原発がやり
たいので」と言い切り、玉川氏はきっぱり「基本、自民は右翼なんですよね」と発言ww
(オイオイ、そこまで言っていいんかい)と思ったが、朝日新聞を「左寄り」だと忌み嫌う
人たちに対する、彼なりの勇気ある批判なのだと思う。
そもそも新聞とは、社会のあらゆる不正を暴き批判するのが最も重要な役割の一つだ。
少なくともジャーナリストを名乗るのであれば(玉川氏ほどではなくとも)それだけは死守
すべきかと。
ペシャワール会でアフガンに貢献した中村哲さんは「彼らにとって必要な物は何かというの
を探り、彼らの生活スタイルや文化をそれなりに尊重しないと、力づくで抑えてもかえって
倍の形で跳ね返ってくる。それは決して戦車や武器では解決しない」と言い、一緒に汗を流
して支援した。これは、全ての国の政治家にこそ、求められる姿勢だと思う。
・・ああ、こんなことやってる場合ではないのにww 福太郎~~ご飯食べて~~(涙)
麻生氏が度々「選挙は権力闘争だ」と、公の場で堂々と発言しているのを見るにつけ、これ
がつい口をついて出たのではないことが判る。どちらにしても本音であることは間違いない
が、いくら本音でも、政治を司る人が決して言ってはならないはず。
つまりは国民のために政治家をやっているのではなく、「自分の権力を誇示したいがために
政治家になったと公言」しているも同然。確かに理想論だけでは政治の世界は渡り歩けない
のだろうけれど、基本的に政治家は「国民のために働く人」でなければならないはず。
なのに、政治家としての「使命」や「理念」「信念」といったものも明確に示さないで、ま
るで「自分の権力のために動くことを恥とも思わない」この発言には呆れてしまう。
ジャーナリストの「田崎氏」も同じように、度々テレビ番組などで「政治は権力闘争」だと
発言していて、苦笑してしまう。以前彼が「政治家の仕事は会食」と発言し批判されたこと
を受けて、朝日新聞のインタビューに「ショックだった」と答えた時、改めて彼の意識の低
さに驚かされた。(以下、その時のやり取りから抜粋)
「政治家は会食するのが仕事です、仕事が会食みたいな商売なんです、と言いました。そう
したら、視聴者から番組にLINEで数千件もの質問が殺到したのです。ショッキングな経験で
した」 「僕は42年間も政治取材をしてきましたが、自分にとって当たり前だったことが、
視聴者にはとてもおかしなことに映っていたのです。」
――具体的に何がショックだったのでしょうか。
「一番ショックだったのは『リモートでもできるんじゃないですか』という声でした。僕の
考えでは、政治という営みには会食をすることが不可欠だったからです。会食する最大の目
的は、互いの人間関係を深めることです」
――人間関係を深めなければできないものなのですか。
「そうです。『政治家は政策を競い合え』『政治家は政策ベースで動け』と説く人が多いで
すが、現実の政治家は政策では動いていません」
「政治は人間が動かしています。そして人間を動かすのは感情です。他人の感情を、自分に
プラスになるように育む。それが政治家にとっては大事な仕事になるのです」
「食事を重ねることで人間関係を築いていく。今の政治家で言えば自民党幹事長の二階俊博
さんや総理の菅義偉さんが、そういう努力をひたすらやってきた人たちです」
――人間関係や人間性がカギになるような、政治特有の理由はあるでしょうか。
「政治って闘いなんですよね。権力闘争です。そして権力闘争をし続ける上で大事なのが『こ
いつは信頼できるのか、できないのか』です。闘いを現実に動かすのは政策ではなく、『こい
つなら一緒にやっても大丈夫だ』という感情と『こいつにはこういう借りがある』という打算
です」
彼の見てきた世界では当然のことであったのだろうが、ジャーナリストとは本来、こういう
政治家の姿勢を批判すべき立場のはず。 彼が「御用ジャーナリスト」の筆頭に挙げられる
のも当然だと思う。この人が登場する限り、ワイドショーなど見る意味なし。
ただし、9月6日のモーニングショーは見応えがあった。総裁選に絡み「経産省は原発がやり
たいので」と言い切り、玉川氏はきっぱり「基本、自民は右翼なんですよね」と発言ww
(オイオイ、そこまで言っていいんかい)と思ったが、朝日新聞を「左寄り」だと忌み嫌う
人たちに対する、彼なりの勇気ある批判なのだと思う。
そもそも新聞とは、社会のあらゆる不正を暴き批判するのが最も重要な役割の一つだ。
少なくともジャーナリストを名乗るのであれば(玉川氏ほどではなくとも)それだけは死守
すべきかと。
ペシャワール会でアフガンに貢献した中村哲さんは「彼らにとって必要な物は何かというの
を探り、彼らの生活スタイルや文化をそれなりに尊重しないと、力づくで抑えてもかえって
倍の形で跳ね返ってくる。それは決して戦車や武器では解決しない」と言い、一緒に汗を流
して支援した。これは、全ての国の政治家にこそ、求められる姿勢だと思う。
・・ああ、こんなことやってる場合ではないのにww 福太郎~~ご飯食べて~~(涙)