森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

斎藤知事疑惑、論点はそこじゃない

2024-11-25 | 思い・つれづれ
ひとつ前の日記でも触れた斎藤知事の「公選法違反」疑惑の件。
あれから色んなメディアで「広報に対する対価が払われているかどうか」を取り上げている
けど、一番フォーカスして欲しいのは“そこ”じゃなくて。

もちろん、それにより当選が取り消しになるのかは重要な論点だと思うけど、今現在ハッキ
リしている事実は、「SNSが、プロの手により戦略的情報操作に使われて、当選した」ことを
ご本人も認めているところ。

急激に不自然に増えた応援書き込みや拡散、それにより斎藤氏の演説に集まった熱狂的な聴衆
の数。インタビューすると、他県から駆け付けたという二人連れの年配女性。「生き甲斐が見
つかったの」などと言う人や、中にはペンライトまで持参している人も。まるで「推し活」だ。

つまり、都知事選で石丸氏が躍進した時同様、橋〇氏などがメディアなどで盛んに「若い人に
よるネットの力が、政治を動かした」などと持ち上げていたことが、全くの見当違いだったと
証明されたということ。

「古参のネット民」は、そんな誘導に騙されやすくはない。騙された人の多くは、何度もこち
らで言っているけど「スマホで初めてyoutubeやネットに触れた、ある意味純粋な人達」だ。

これから同じようにデマや中傷などを拡散させる手法が使われて、対立候補を貶める可能性
があることに、もっと「真っ当な選挙をしたい政治家」や、他メディアは危機感を持つべき
だと思う。


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2 コメント

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Unknown (あきらとマドンナ)
2024-11-26 09:58:13
 おっしゃる通りですね!
SNSは、もろ刃の剣です・・・
いつも自分の味方とは限りません!!桑原クワバラ
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あきらとマドンナ様 (wildrose)
2024-11-26 11:55:44
最近は「XYジャーナリズム」なんていう言葉があるそうで
Xは旧ツイッター、Yはyoutubeのことだそうです。
だけどジャーナリズムなら、それこそ何でもやってよいはずはなく
もしかしてそれらのもっともらしい広報ぶりを「皮肉」って言われているのかもしれないですね。

もしこの現象が、庶民の間で自然発生的に巻き起こったムーブメントだったなら、
それをYoutubeやSNSというツールが後押ししたと、大いに喜べたのですが
これを「印象操作」とか「情報操作」に使う会社があると判った以上、
以後、まんまと騙されて拡散したり、煽る側に回る人たちにも責任が発生すると私は思います。
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