10月25日シアター・カイで、ギィ・フォワシィ作「橋の上の男」と「派遣の女」を観た(演出:パスカル・マイヤール)。
「橋の上の男」・・・一人の男が橋の上から身を投げようとしている。書き置きを読み返し、気が変わってその紙をちぎってばらまき、さていよいよ、という時に、カメラを構えた男が近づいてくる。この男はジャーナリストで、自殺現場に行き自殺者に話を聞き、その声を録音し、身投げのシーンを写真に撮って来い、と上司に命じられたのだった・・・。
「派遣の女」・・・或る男性劇作家が、自宅に女を派遣してもらう。女の仕事は用意された質問を男にして、彼の答えを聞くという奇妙なプレイの相手をすること。彼は自殺をテーマとする作品を書こうとしているのだが・・・。
二つ目の作品は、まず日本人によって日本語で上演され、次にフランス人によってフランス語で上演されるという珍しいやり方でなされた。
ギィ・フォワシー劇団は、35年前に谷正雄という一人の日本人の情熱によって日本で生まれたという。
彼とこの劇団の話を読むと、何事にせよ己の心にピンと来たものに集中することが大事だと改めて思わされる。
二つ目の作品のラストが分からない。ここだけ不条理?
それから日本語版と仏語版ではピストルの入れてある場所が違うのはなぜだろうか。
「橋の上の男」・・・一人の男が橋の上から身を投げようとしている。書き置きを読み返し、気が変わってその紙をちぎってばらまき、さていよいよ、という時に、カメラを構えた男が近づいてくる。この男はジャーナリストで、自殺現場に行き自殺者に話を聞き、その声を録音し、身投げのシーンを写真に撮って来い、と上司に命じられたのだった・・・。
「派遣の女」・・・或る男性劇作家が、自宅に女を派遣してもらう。女の仕事は用意された質問を男にして、彼の答えを聞くという奇妙なプレイの相手をすること。彼は自殺をテーマとする作品を書こうとしているのだが・・・。
二つ目の作品は、まず日本人によって日本語で上演され、次にフランス人によってフランス語で上演されるという珍しいやり方でなされた。
ギィ・フォワシー劇団は、35年前に谷正雄という一人の日本人の情熱によって日本で生まれたという。
彼とこの劇団の話を読むと、何事にせよ己の心にピンと来たものに集中することが大事だと改めて思わされる。
二つ目の作品のラストが分からない。ここだけ不条理?
それから日本語版と仏語版ではピストルの入れてある場所が違うのはなぜだろうか。