12月8日サンシャイン劇場で、三島由紀夫作「命売ります」を見た(演出:ノゾエ征爾)。
三島由紀夫の極上エンターテイメント小説を舞台化。スリリングで寓意性に満ちたハードボイルド・エンターテイメント!
死と生の狭間に揺れる人間を、切実に、そしてユーモラスに描いた傑作(チラシより)。
ある日ふと「死のう」と思い立った羽仁男(はにお)は「命売ります」という広告を出す。すると訳ありげな怪しい男女がつぎつぎに
現れて・・・。
最初に彼の命を買いたいと言ってきたのは、「妻と浮気してほしい、そして一緒に殺されてくれ」とわけの分からないことを言う男(温水洋一)。
実はそれにはちゃんとわけがあるのだった。次は、弱ってきた母(樹里咲穂・実は吸血鬼)に血を吸わせてくれ、と言う母思いの青年(上村海成)。
その他、図書館勤めの若い女(家納ジュンコ)などが登場。ところが彼は、毎回死に損ない、そのうちなぜか黒服の男たちに追われるようになる。
謎解きの要素あり。
途中、冗長なところもある。
時々、歌(全員による合唱)が入るが、歌詞がよく聞き取れず、曲もどうということもなく、面白くない。
ラストで明かされる真実。黒服の男たちは始めから彼を狙っていたのだった。
組織の秘密を知り過ぎた女を殺すために彼を利用しようとしたが、うまくいかなかったらしい。
役者では、吸血鬼役の樹里咲穂が素敵だった。声もよく、印象的。
三島由紀夫はこんな作品も書いていたのか、と驚いた。
三島由紀夫の極上エンターテイメント小説を舞台化。スリリングで寓意性に満ちたハードボイルド・エンターテイメント!
死と生の狭間に揺れる人間を、切実に、そしてユーモラスに描いた傑作(チラシより)。
ある日ふと「死のう」と思い立った羽仁男(はにお)は「命売ります」という広告を出す。すると訳ありげな怪しい男女がつぎつぎに
現れて・・・。
最初に彼の命を買いたいと言ってきたのは、「妻と浮気してほしい、そして一緒に殺されてくれ」とわけの分からないことを言う男(温水洋一)。
実はそれにはちゃんとわけがあるのだった。次は、弱ってきた母(樹里咲穂・実は吸血鬼)に血を吸わせてくれ、と言う母思いの青年(上村海成)。
その他、図書館勤めの若い女(家納ジュンコ)などが登場。ところが彼は、毎回死に損ない、そのうちなぜか黒服の男たちに追われるようになる。
謎解きの要素あり。
途中、冗長なところもある。
時々、歌(全員による合唱)が入るが、歌詞がよく聞き取れず、曲もどうということもなく、面白くない。
ラストで明かされる真実。黒服の男たちは始めから彼を狙っていたのだった。
組織の秘密を知り過ぎた女を殺すために彼を利用しようとしたが、うまくいかなかったらしい。
役者では、吸血鬼役の樹里咲穂が素敵だった。声もよく、印象的。
三島由紀夫はこんな作品も書いていたのか、と驚いた。
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