ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

働かないアリとデータアナリティクス3.0

2014-09-03 22:54:01 | Weblog
きょう

Prowise Busineww Forum
第100回開催記念イベント イノベーションへの組織とインテリジェンス

に行って来た。その内容をメモメモ




・ご挨拶
2003年から 50名→今回 500名

■働かないアリはなぜ必要なのか?
 システムの立場から

・生物の進化とは
 ダーウィン前:生物→神が創る、形変わらない
 ダーウィン:生物は進化する
 →短期的効率が高いほうに進化する

・進化は、個体の利益を最大化する
 →「種」「集団」のための利益は起こらない

・自然科学とは、何を明らかにする学問なのか
  HOW どのように
  WHY なぜ
 →客観的行為。再現性
  WHATは科学ではない。例:人間とは何か?

・HowとWhyに対する対する答えは本質的に異なるもの(両立可能)

・働かない働きアリはどうしてそんざいするか?
 ありの巣の中をみると、働いていないアリもけっこういる

・なぜはたらかないのか
  反応閾値モデル:閾値が低いものから働く
   →掃除をするのは、キレイ好きの人

・労働頻度にばらつき
・一部は働くようになり、一部は働かない
・処理ができないと死ぬ場合→卵をなめる
  疲れないなら、いっせいに働いたほうが良い
  疲れるなら、休んだほうがいい
 偏相関をとる
 メタ分析(統合された偏相関係数)

疲労モデル
 みんなが疲れるという性質がある
 →誰かがいつも働かないシステムを採用

長期的な存続がないと、存続していないはず

ブラック企業
・短期的効率→人手が集まらない

短期的と長期的:両方のバランス




■ビッグデータ利活用における組織面での課題と対策

1.ビッグデータトレンドの概要
・ビッグデータとはどんなもの
  モノの発信→ヒトの発信

・日立グループにおけるビッグデータ5分類
  ヒューマンビッグデータ
  マシンビッグデータ(M2M)
  ロケーションビッグデータ
  マーケットビッグデータ
  スマートインフラビッグデータ

ビッグデータ市場、BI市場5倍
・国内データ流通量は8.7倍に拡大
・ビッグデータ活用により60兆

ビッグデータ 3つのV
  容量、種類、頻度
データ

   企業内  企業外

構造化


非構造化

データウェアハウス→データレイク
  データウェアハウス
    何に役立つかを見込んで

  データレイク
    いつ役に立つのかわからなくても
    データを溜め込む

データアナリティクス3.0
 ダベンポートとかが言っている
 アナリティクス1.0 分析者
 アナリティクス2.0 ビッグデータ;予測
 アナリティクス3.0 全てのデータ、経営の施策、あらゆる人

データサイエンティストの人材不足

・多くの企業が感じるトレンドと現状のギャップ
 4つめのV Value:質
・データ量が先なのか、データ価値が先なのか
 量→投資わからない
 それよりも価値、見える化

・データアナリティクスCoE

3.データ分析の要求検討時のポイント
・データ分析利活用の構成要因
  人的資源要員
  組織体制整備
  データ整備
  システム導入

・データ分析:広すぎる
  分析対象(データ)
  分析の目的
  分析結果の活用(業務施策)

・データ分析の種類
  何を知るか
   可視化分析
   予測分析
  どう知るか
   仮説主導型
   データ主導型
 可視化分析=過去と今を可視化
 予測分析=将来を予測

 ・仮説主導型データ分析
   自分たちでも見出せる
 ・データ主導型データ分析:機械学習
   思いもしない視点→信じて良いのか?

リソースのかけ方、アプローチの仕方違う

・新規データ:新技術→人流可視化

4.組織

データ分析者=データサイエンティストのみではない
    分析専門家  非専門家

社内

社外

  すべてがデータ分析者

・どの分析者を使ってどの分析をするか

・アメリカはデータサイエンティスト中心
 日本は業務→必要に応じて

・集中配置型+分散配置型

・全社的なデータ分析/利活用を実現する組織とは
 アジャイルがた:失敗体験中心




■勝つためのビッグデータ~勝利への方程式とは何か
(対談)
・情報よりも前の段階:目的の設定
 戦略を持たないと、意味を成さない
 ライバルを認識してこそ、戦略がある
 日本:戦略考えにくい
・野球の戦略:日本は、それほど重視されていない
・交渉ごと:トップが戦略を持っているか?
  かみ合わない

・情報:インテリジェンス
インフォメーション(生データ)→キュレーション→インテリジェンス

  情報を集めてくる
  分析を行う
  (気象予報士)明日の天気予報:インテリジェンス

・セイバーメトリックス
 情報の数値化
 投資→若手をどこまで
 日本ハム→24歳以下に投資

・水泳:ルール改正、細かな情報をあつめてる
 柔道:情報あつめよわい

・国家安全保障会議→戦略なかった
 今:戦略→情報集まりつつある

・データ至上主義
 直感重視しすぎ

 ニート・シルバー

・何が次にできるのか?目的変更
 →戦略の変更

・日本縦割り→横のつながりが大事

・野球
  アメリカ:情報公開されている
  日本:あまり公開されていない

・タグを貼り付けデータ化
・スノーデン:アメリカの情報機関
  →あらゆる情報を満遍なく取っている

・無駄になっているデータ掘り出して、意味を見出すか
 →テレビの情報を無駄にしていないか?
 CMだけを見続けると分かることがあるかも

・データをどうやって取るか→キャッチャー

・出塁できる人→いい物差し

・ペナントレース
Q&A
・日本とアメリカのスカウトの違い
 日本:担当スカウト6~10名
 アメリカ:西海岸で3人とか

・セイバーメトリックス
 指標:裏側大事

・GPS:いろんなところに公開
 サイバー空間で、どこを攻撃されたら危ないか?




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