感覚的にそんな気がする・・
このまえ、
秋のITイベントに行ってきたときも、ベトナムオフシェアブースは、う・・・んって感じだったし・・
実際、こんな記事もある
なぜ日本でオフショア開発が浸透しないのか?ラボ型開発と品質共同担保の重要性
http://www.sbbit.jp/article/cont1/28580
ここで、オフショアが浸透しない理由は、「失敗してるから」になっている。
たしかに、それもあるとおもう。
けど、もう一つの理由として、
オフショア向き開発は、じつは増えていない
(むしろ減っているかも?)
ってことも、あると思う。
■大規模開発が減った?
ベトナムオフショア開発の行く末は明るいか、暗いか
http://japan.zdnet.com/article/35042267/
によると(以下太字は上記サイトより引用)
ベトナムへのオフショアは実施企業件数ベースでは2008年度調査から2011年度調査までは約1.67倍と伸び、2012年度調査では2011年度調査と比較してやや減少しています。
一方、金額ベースでは2011年は対2008年比で約0.39倍となっており、実に60%を超える落ち込みとなっています。このことから、発注業務1件あたりの金額が少なくなっていると推測されます。
身近にいるベトナム人の中小企業経営者からも「2008年以降、日本からのオフショアがなかなか出てこなくなった。日本の景気はどうなっているのか」といった質問や、「ベトナムのIT業界は日本からのオフショアで伸びてきたが、日本からの仕事があまり期待できなくなったので、米国や欧州での新規顧客開拓を始めている」といった声を聞くことが多くなりました。
これを裏付けるように・・・
情報サービス産業の現状
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/jouhoukeizai/jinzai/001_s01_00.pdf
日本は市場成長率が3.0%
ソフトウェア開発の背景事情
平成19年→23年で規模は小さくなっている
市場が、大きくなっていない。
これで、小規模開発が増えていることがいえれば
逆に大規模開発が減っているということがいえて、
上の「発注業務1件あたりの金額が少なくなっている」に落ち着くんだけど
・・・その資料みあたらない(>_<!)
なお、「いや組み込みなど、ソフトは大規模化している」と
主張するかもしれない。
たしかに、累積ソフトウェアは明らかに増加しているんだけど、
1回の開発規模が小さく、それが短納期化しているんですよ。
これが累積することによって、ソフト全体としては、増加しているように見えるのですよ。
ただ、1年を通じてみると、
1回の開発規模が小さく短納期 * 回転数は、そこそこ増加 = 1年あたりはあまり変わらない?
ってかんじ。オフショアに出すのは、大規模だから、それらは減っている。
P.S 調べていて、気づいたんだけど、
最近は、「情報サービス・ソフトウェア産業の売上高及び従業者数の推移」
(よく見る右肩上がりのグラフ)の2006年のところで、
分類方法が変わったから増加したこと、明示するものも出てきたね・・・
http://www.jasa.or.jp/et/ET2011/visitor/images/pdf/S1_web_data111116.pdf
の4ページ目(3シート目)
だから、本当は右肩上がりかどうか、わかんないんだよねえ・・・