ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

技術的負債を、女性の体で返すしかない昔の開発

2018-04-08 12:39:42 | Weblog
今の開発では、アジャイルでないにしろ、回帰テストの自動実行が(→jenkins)などが
進んできて、またGITを使う開発が進んできて、インターフェース間の誤解・不整合は気づきやすくなった。

しかし、一昔前の開発では、開発工程がある程度進まないと、テストしないし、
テスト修正後の回帰テストも自動的にすべて行われるわけではないので、
システム間でインターフェース間に不整合があっても(項目がずれていたり、削除されていたり)
 または仕様変更・バグ修正で、インターフェース修正が必要になっても
(その場でテストしないので)気づかれないということが、(結構)起こる。

これは、本来、発生時点で修正すべきことだから、これが残っているということは、技術的負債になる。

------

この技術的負債は、昔は開発者にベテランがいると、早く返済されていた
というのも、この手のインターフェースの矛盾は
  Segmantation fault
Null Pointer Exception
などになることが多く、それを経験している人は発見しやすいし、

そもそも、インターフェースの不整合が起こりにくくなったり、
変更等により不整合が発生すると(実行するとおかしくなるとか、コンパイルできなくなるとか)気づきやすいような
開発環境にしておく

------


ところが、ここ数年で、

・ベテランを希望退職で解雇、解雇された人は、フリーランス・派遣など、短期的・浅いかかわりになった
・開発現場の経験の少ない人が、開発したり
・開発現場の経験の少ない人が、プロジェクトマネージャーなど、ベテランよりはるかに高い地位に就くことになり
   →大手でも役職定年などで

開発の管理部には、技術的に詳しい人がいなくなってきた。
そのため、上記の技術的負債を積極的に返そうというモチベーションはなくなるし
発見しても、「いきなり落ちる」だけで、なにが原因なのだか、わからなくなってきた。

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ということで、どうするか・・・
派遣、フリーランスは結構高いので、積極的に使えない
そこで、「おばさん」をやとうことになる。
「おばさん」は昔の教育を受けていて、ある程度の戦力になる。
で、「おばさん」を大量投入と長時間労働させる(体を使わせる)ことにより、
いつかは発見され、修正されるという戦略をとるようになった。

つまり、

インターフェースの整合性という技術的負債を、
おばさんの長時間労働という女性の体で返す

という手段をとっているわけで、実際、昔の開発手法を今やると、
こうならざるをえない



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こんぐらをメモメモ

2018-04-08 00:34:31 | Weblog
NHKの

コングラ CGの教室 第1話「形づくる」
http://www4.nhk.or.jp/P4867/


をメモメモ

CG:3つの段階
 形づくる、動かす、似せる

形作る:モデリング
 立体的:ポリゴン(三角形・四角形)の面の組み合わせ
  手の長さを決める
  動き

 観察する

 自動より、作る

 ビデオでコンテを作る




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