ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Shorのアルゴリズム、リターンズ

2019-07-23 08:16:07 | Weblog
まえにShorのアルゴリズムは

Shorのアルゴリズムって、こういう感じ?
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/1f7778c7abb046cdf66f455441ea5782


にかいたけど、よく理解していないので
基礎から応用やトレンドまで学ぶ量子コンピューティング入門セミナー【Shorのアルゴリズム編】
https://liberal-arts-for-tech.connpass.com/event/135613/

を聞いてきた!ので内容メモメモ
(ただし、Shorのアルゴリズムについては、聞き入ってしまい、メモ取れなかった、
 ごめん!)




・自己紹介
 IPA採択されたよ!
 OpenQL

・量子アルゴリズム
 Grover
 量子テレポーテーション
 アダマール、位相推定、量子フーリエ変換
 Shor→きょうここ

・量子コンピューターを使う
・SymPy(しむぱい)でやってる
・ライブラリはそろってる

・量子計算の裏側:シュレーディンガー方程式
 →解:波動関数 →答え求められる:波になる→ユニタリ演算子

強味
・量子重ね合わせ状態:並列計算してるような・・・
 →測定してしまうと、一つの答えしか出ない
 →この状態をはじめに作る N:量子ビットの数
   いまは20 49~70くらいでスパコンを抜く
  フィディリティ(エラー精度)が問題

・エンタングルメント
 2個以上あったとき、密に関連する。
 独立性がないほうが表現力上がる→応用例:量子テレポーテーション

・量子アルゴリズム
 波の性格を使う:確率振幅
 フィデリティ:99.9%ならうまくいく(今70%)

・3つの潮流
 (1)高精度の大規模量子コンピューター向け量子アルゴリズム
 (2)NISQ量子ー古典ハイブリッド
   VQE
   QAOA arXiv:1712.05771
   QCL:arXiv:1803.00745
 (3)すぷれましー:優位性
   人工的な無意味な問題の場合も

・Grover
 当たり判定:一つの状態を高確率で取り出す
  マーキング→反転:ぴょんと出てくる

・テレポーテーション

・位相推定
 位相の差を知りたい→そのための回路:アダマールテスト
  →位相を確率的に推定する
    実部も虚部も出せる

・SWAPテスト
 コントロールユニタリーをコントロールSWAPゲートにすると、内積が出る

【おすすめの本】
量子情報工学
量子情報科学入門
量子コンピューターの基礎数理
量子アルゴリズム


・QPE(位相推定)
 固有値があると想定せよ(位相キックバック)
 固有値なので(スカラーになるので)前に出せる
 kitaevの位相推定:与えられたユニタリUの固有値を指数精度で計算できるアルゴリズム
 →固有ベクトルが入力
 →任意の量子状態にしたい:QPE

で、これが出てくれば、逆フーリエ変換で、元に戻せる
 離散フーリエ変換→量子フーリエ変換

Shorのアルゴリズム
・ユークリッドの互除法
 素因数を発見する→周期性を発見する問題に置き換える
  位数を調べる(=周期と同じ)余りが1になれば、周期性が出てくる

量子コンピューターは周期を求めるところだけ
そこは位相推定を使う

 

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