ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

「秒針を噛む」って、こういう意味?ってか、心象風景でOK?

2021-01-23 07:59:31 | そのほか
cheers!1月22日の「らじるラボ」の選曲に完敗です!

いや~かかりましたね、「ずっと真夜中でいいのに」
それもかかった曲が、「ハゼ馳せる果てるまで」
う~ん、NHK,選曲の良さが光ってますよね!




「ずっと真夜中でいいのに」は、歌詞が心象風景
っぽいところがいいですよね。かっこいい!
「秒針を噛む」とか、意味わかりました?
はじめ、何言ってるのかわかんなかったけど、

・心象風景をもとに、
・言いたいことを音遊びで膨らますことによって
・その風景を表現する

っていう手法使ってるんじゃないかって気づいて、
やっとわかった!

※「言いたいことを音遊びで膨らますことによって
  その風景を表現する」っていうのは、例えば、
  今回のエントリの始まり、「選曲に完敗です」
  って書いているのに、負けた感じではなく、
  喜んでいる感じが見えますよね。
  その理由は、はじめに「cheers!」(日本語で乾杯)
  って書いているから。この言葉を置くことにより、
  「選曲に完敗」と「選曲に乾杯」の2つの言葉を
  連想をさせて、小憎い感じの心象風景を表現している。
  こんな感じが随所にある、「ずっと真夜中でいいのに」
  には)

ってことで、「秒針を噛む」を自分はこう感じている
(こういう心象風景を見ている)というのを書いてみる




心象風景:

ある男女、多分同棲していた。
(この男をAとする。女をYとする)

女の人は、他の男の人(この男をBとする)に気がある。
男の人Aは、昨日、夕食のときに、そんなことで、
女の人Yを責めた
女の人Yは、「わかった。ごめんなさい」と泣いて謝った
(けど、女の人Yの気持ちは嘘で、明日、その他の男Bの
 人のところに行こうと思っている。でも、泣けば
 今の男Aは許してくれると思って、確信犯で泣いてる
 あとで、他の男Bに笑って電話しているところを、
 たぶんこの男の人Aは見てしまっている)

次の日、女の人Yは何も言わずに出ていった
(=男Aにサヨナラも言わずに)

男Aは、たばこを吸いながら、呆然と一人…

このまま(BからYを)奪って、
(Yを)かくして
(今までのことを)忘れたい

と思っている。でも、Yの気持ちは

分かり合うところ(〇)が1つもない。

Bのところにいるのはわかってるから、
そこに行けば、Yは「ごめん」というのは
分かっているけど、それは表面上の嘘で
ごめんなんて思ってない。
そんな形もない言葉、救いきれない嘘はいらない・・・

・・・と思っているけど、実は女の人は
まだ真夜中なのに返ってきていないだけ、
こんな「疑うだけの」僕です…

っていうのが、大雑把な状況。




心象風景だけで、だいたい歌詞をカバーしているけど、
もっと深いところを見ていくと

■「私もそうだよ。」って偽りの気持ち合算して
 分かった。ごめんなさいと謝った時、自分も悪かった、
これから一緒に仲良くやっていこう!みたいな明るい
希望で終わったんでしょうな。
 女Yは、謝る気ないし(他の男Bに心いってるし)
 男Aは、悪いと思ってない。謝る気ない。
 つまり、2人は偽りの気持ちなんだけど、
これが合算して、表面上はうまくいくけど、
内面にそのキモチを吐き出して、たまっていく。

■灰(肺)に潜り、秒針を噛み
「男Aは、たばこを吸いながら、呆然と一人…」
 思った、感じたことは、

  時間は止まってくれない。
  偽りの気持ちで進んでいく…

 灰に潜りはタバコを吸いながら。
 1番は外側から見てるので、たばこの灰に潜ってる
 2番は内面から見てるので、たばこの煙が肺の中に入って潜ってる

 時間よとまれ(秒針を噛んで壊れれば時間ってか、時計は止まる)
 とぼーっとおもうけど(=白昼夢の中で、ガンガン砕いた)
 …とまらないですよね(=でも壊れない)

 ちなみに、偽りの気持ち=本当を知らないまま進む

■消えない後遺症「何でも受け止める。」
 ここからが渋い!
 夕食のときに、Yが、「何でも受け止める」と言っておきながら
 実際には帰ってこない。

 ただ、君(Y)を恨んでいるわけではなくて、
 君(Y)がいたから、今まで生きていられた。
 でたらめでも、自分の慰めに行っているのでもなく、
 今まで、君に守られていた。

 だから、今、目や口があって、見ようと思えば現実を見れるし、
 言おうと思えば、君(Y)に言えるのに、それらを拒絶して
 ふさぎこんで動けない僕(A)を、Yは
 見つけないで、ほっといてくれ
 →いや、Yは見つけないはずだけど、Aの立場では、こういいたいのさ。

■縋(すが)って、叫んで、朝はない
 笑って、転んで、情けない

 男Aの状態。
 縋って、叫んでも、朝は来ない。
 もう、あまりにも自嘲して、転がるほど笑うしかないけど
 …なさけない。

 AはYが好き、YはBが好きっていうのは
 この状況、誰が悪いのでもないけど、
 Aからしてみたら、Yが悪いとかBがそそのかしたんだとか、
 誰か、悪者を作りたい…

 ‥て考えるこんな「僕っているのかな」

 本当はわかっているんだ、自分は価値のない人間で
 Yから見放されたと…でもYの昨日の夕食を信じてしまう。

さあ、これで説明していないのは一言だけだね!




■ハレタ レイラ

 …幾通りにも意味が取れ、それをわざとやっている気がする。

【単純な解釈1】
 Yがレイラさん。「朝がない」という言葉が出てきているから、
 秒針を噛んでも時間は止まらないので、いつかは
 夜は明けて、晴れるのだよ、レイラという意味、

【単純な解釈2】
 ハレタは惚れたハレタのハレタ、つまり、レイラさんに惚れた。
 このとき、レイラといえば、「愛しのレイラ」という歌がエリッククラプトンにあり、
   https://www.learning-eng.com/eric-clapton-layla/433/

 この歌は、エリッククラプトンが、ジョージハリソンの奥さんのことを
 思う歌なので、クラプトンA、ハリソンB,奥さんYとすれば関係は成り立つ・・

・・・が、たぶんそう想像させて、実は…

【可能性1】
  このことば、英語でも日本語でもない、どこかの国の言葉と解釈すると
  意味が通じる

【可能性2】
  何かの歌のアンサーソング、ないしはこれからアンサーソングを作り、
  その歌とこの歌を合わせると、「ハレタ レイラ」の意味が通じる
 
可能性2かなあ?




って長々と秒針を噛むを書いてしまったけど、
心象風景でかっこいいのは、「お勉強しといてよ」だと思う。
 

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