中小企業診断士の理論研修の話を書いたので、そのついでに。
今年は、東京都のお話のほかに、「中小企業の事業承継」のお話を聞いてきたので、メモ
今年は、東京都のお話のほかに、「中小企業の事業承継」のお話を聞いてきたので、メモ
■中小企業の事業承継のポイント
・まずは、ゴールに3種類あることを意識
ゴール=継承先は
(1)親族内
(2)従業員
(3)第三者
の3通り。
・まずは、ゴールに3種類あることを意識
ゴール=継承先は
(1)親族内
(2)従業員
(3)第三者
の3通り。
(3)の場合、M&Aということになる。また、(2)の場合、所有と経営の分離(株だけ親族が持ち、経営は従業員が行う)をするかどうかが話題になる(講師は、しないほうがいいとの意見)
・検討する側面(観点)にも3通りある
(1)企業経営論(知的財産や事業戦略)
(2)(経営者=現経営者と後継者の)人生論(キャリア、ライフプラン)
(3)(財産承継のための)手続き論
・各ゴールに対して、それぞれの側面から課題を検討し、
(3(側面)X3(ゴール3)の課題のマトリックスができる。
これが「事業承継フレームワーク」)
その中から、実施するゴール(=継承先)を1つ選び
そのゴールに対する課題を実行していくことになる。
→つまり、
「課題を発見」するフェーズと
「課題を解決」するフェーズが
あるが、診断士が多くかかわるのは「課題発見」
税理士、弁護士などが「課題を解決」していくが、儲かるのはそっちのほう。
・検討する側面(観点)にも3通りある
(1)企業経営論(知的財産や事業戦略)
(2)(経営者=現経営者と後継者の)人生論(キャリア、ライフプラン)
(3)(財産承継のための)手続き論
・各ゴールに対して、それぞれの側面から課題を検討し、
(3(側面)X3(ゴール3)の課題のマトリックスができる。
これが「事業承継フレームワーク」)
その中から、実施するゴール(=継承先)を1つ選び
そのゴールに対する課題を実行していくことになる。
→つまり、
「課題を発見」するフェーズと
「課題を解決」するフェーズが
あるが、診断士が多くかかわるのは「課題発見」
税理士、弁護士などが「課題を解決」していくが、儲かるのはそっちのほう。
■中小企業庁が出している3つのガイドライン
中小企業庁は、事業承継全般のガイドラインとして「事業承継ガイドライン」を出している。その中でも、ゴールがM&Aなものについて、さらに詳しく「中小企業M&Aガイドライン」を出し、そのM&Aでも、実際に統合(マージ、インテグレーション)していく過程について「中小企業PMIガイドライン」を出している
・事業承継ガイドライン
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2016/161205shoukei.htm
・中小企業M&Aガイドライン
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200331001/20200331001.html
・中小企業PMIガイドライン
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/download/pmi_guideline.pdf
中小企業庁は、事業承継全般のガイドラインとして「事業承継ガイドライン」を出している。その中でも、ゴールがM&Aなものについて、さらに詳しく「中小企業M&Aガイドライン」を出し、そのM&Aでも、実際に統合(マージ、インテグレーション)していく過程について「中小企業PMIガイドライン」を出している
・事業承継ガイドライン
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2016/161205shoukei.htm
・中小企業M&Aガイドライン
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200331001/20200331001.html
・中小企業PMIガイドライン
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/download/pmi_guideline.pdf
■中小企業診断士理論政策更新研修テキスト
「中小企業の事業承継」というのがあり、「事業承継ガイドライン」と「中小企業M&Aガイドライン」をまとめたものらしいが、ネットには落ちていなかった(理論研修に出ると、テキストの中に入っている)
最近は、こんなものも出たみたい
中小企業の事業承継支援業務と知識体系【2022年版】
「中小企業の事業承継」というのがあり、「事業承継ガイドライン」と「中小企業M&Aガイドライン」をまとめたものらしいが、ネットには落ちていなかった(理論研修に出ると、テキストの中に入っている)
最近は、こんなものも出たみたい
中小企業の事業承継支援業務と知識体系【2022年版】
https://www.j-smeca.jp/contents/001_c_kyokainitsuite/010_c_jigyonaiyou/008_jigyosyoukei_chishikitaikei.html
5つのステップっていうのは、↑に書いてある。
ステップ4が「課題を発見」するフェーズ
ステップ5が「課題を解決」するフェーズ
5つのステップっていうのは、↑に書いてある。
ステップ4が「課題を発見」するフェーズ
ステップ5が「課題を解決」するフェーズ
■事業承継ヒアリング