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補助金でも何でも、中小企業のお困りごとは東京都の場合、東京都中小企業振興公社へ(総合相談は無料)

2022-10-10 14:38:49 | そのほか
昨日、日曜討論聞いていて(うちは、ラジオで聴いてるけど、テレビもやってるみたいね)、補助金の相談について、どこに相談するかはっきり言っていなかったり、知らない人が聞くと誤解しそうな話をしていたこと、

また、よく見るチャンネルの動画でも、
DeepMax 事業紹介企画:最終回 日本の補助金は日本人が活用して!
補助金の話は出てきたけど、相談先について、日曜討論と同じみたいになってしまっていたので、
中小企業診断士であるわたくしが、はっきりと書いてしまいましょう!
というのが、本日の話題。



■補助金は、国だけではない。

 補助金は国だけではなく、都でも、市区町村でも出している。

 そこで、国、都、市区町村すべての補助金の中から、最適なものを選びたいとなると、市区町村に相談に行くことになるが・・・・さすがに市区町村の窓口にいきなり言っても、相談相手になってくれない。

 っていうことで、そのレベルでの相談窓口ということになると、商工会、商工会議所っていうことになるけど、商工会、商工会議所の相談窓口を知っているような人は、もうすでに相談しているだろうから、「補助金、どこに相談に行ったらいいんだろう?」という悩みは持たない。



■補助金の相談相手がいない場合は、東京都の人は、
 秋葉原の「東京都中小企業振興公社」へ!

 で、実際には、補助金の場合、補助金をもらうだけでなく、いろいろと相談したいことが出てくるかもしれない(どういうことかは後述する)。

 そういう場合、一般的には「中小企業診断士」と言われるが(行政書士は、書類を書いてくれるが、漠然とした経営相談をされても困る)、そもそも、診断士がどこにいるかわからない(ここにいるけど・・・)

 で、話横道にそれるけど、診断士は、補助金の勉強とかしないといけないので、強制的に?1年に1回(ほんとは5年に5回以上なので、最後の1年に5回行ってもいいけど)、お勉強をする「理論研修」というのがある。

 その理論研修で、東京都の場合について聞いてきたんだけど(研修は、各都道府県ごとに行う。全国的な話をしてくれる回もあるし、東京都の偉い人が来て、東京都の話を聞く場合もある。今年は東京都の偉い人が話してくれるところ)、

「東京都の場合、中小企業の相談窓口として、
 秋葉原の東京都中小企業振興公社があります。
 補助金のほか、雇用、販売、経営安定など、なんでも相談できる窓口です
 ワンストップ総合相談窓口(↑の相談のこと)は無料です
 (ただし、オンライン相談と法律相談は予約必要)
 専門家派遣もできますが、有料になります」

ということでした。なので、相談先がわからない人は、
東京都中小企業振興公社に相談するのがいいと思う。
詳しくは↓


※創業などは、ほかのところに行く場合もあるけど、
 とりあえず、東京都中小企業振興公社にいけば、
 いったんは受けとめてくれるみたい



■補助金の注意点

 多くの補助金は、「XXについて●分の▲補助する」といった場合

・XXをする
 例えば、1000万円の商品につき、50%補助を受けたい場合、
 1000万円用意して、その商品を買う

・XXを行った証憑を添えて、補助金を出してくれるところに提出する
 領収書を添えて、補助金を出してくれるところに提出
 →どこで、どのように提出するかは、補助金が決まったときに教えてくれる

・そうすると、その内容が認められた後で、
 ●分の▲の補助金が振り込まれる

という仕組みになっている。

コロナのような「売り上げが減少している場合」という
XXの部分が過去や現在の場合、申請するところから始まるので
お金がすぐ降りてくる気がしてしまうけど、

物を買う、サービスを受けるなどに対する補助の場合は、
XXが未来(これからものを買う)なので、
まず、XXをしないと補助金が受けられないので注意。

特に、ものを買うことに対して受ける補助金の場合
(ものづくり補助金など)
・機械を買うお金を自分で100%用意して、
・購入してから
・50%なりの補助金を受ける形になる。
100%のお金を用意しないといけないところ、注意ね!
(なんか、日曜討論で、この辺はっきり言ってなかったのよね)

だから、今お金を持っていない人は融資してもらわないといけない。
この補助金をもらうまでの融資を含めて、信用金庫に相談するという
手はある(信用金庫には診断士がいるか、診断士とつながっている)

ただ、この場合、信用金庫が、いい人かどうかは不明なので・・・
(借金の担保の土地ねらい・・?)



■税理士さんに相談する場合

真っ向から反対される場合があります。
つまり、

「あんた、お金がないから補助金っていうけど、
 はじめに借金するんだよ!
 それ返せるあて、あるの?」

・・・正論です。返す言葉もございません・・・

診断士はここツッコまないけど(仕事なくなるから)
税理士はここツッコむ(払えなくて倒産したら顧問先なくなるので)

あとあとの作業も考えると、税理士さんに相談するのはいいと思うけど、これ言われちゃうと・・・ってところがある。



こんなかんじです。

補助金は自己責任で
(個人的には、ただでもらえる補助金・助成金はじゃんじゃんやりましょう(コロナや厚生労働省の雇用関係など)!
 でも借金が必要なのは、よく考えて!)


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