小野澤さんがコンサートマスターに戻ってきた!こと。
12月14日(土)は、オーケストラ・ルゼルの第三十回演奏会に行ってきました!
場所は、すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目は
1曲目 マーラー歌曲集<<さすらう若人の歌>>
指揮 橘 直貴
コンサートマスター 小野澤彩織
2曲目 ベートーヴェン 交響曲第九番 ニ短調 作品125 合唱つき
指揮 橘 直貴
コンサートマスター 岡本稔
ルゼルといえば、ヴァイオリン(2曲やるうちの1曲のコンマスであること多い。今回も)の岡本稔さんの個性的な弾き方が、賛否両論あると思うけど、いずれにしても有名です。
それと、このブログポイントとしては、今まで岡本稔さんと一緒にコンマスをやっていた小野澤彩織さんが、どうなってしまうのか?この前は第二ヴァイオリンに左遷させられてたけど・・・というところです。
今回は完全に出遅れて、3階席の非常に見えにくい席になってしまいました(>_<)!
1階では、北斎カフェとかいう飲み物売っているところがあったそうですが、
3階まで行くと、そんな遠くに行きたくありません。ってことで、3階と2階(男子トイレは3階になく、2階にある)しか、行き来しませんでした。
指定席なので、14:00始まり、13:00に開場だったけど、余裕ぶっこんで13:15に席に行ったら、移動中、「プレコンサートします!」っていうことで、「聞いてないよ!」と思っていそいで席に着席・・・
と、移動中だったので、誰のなんていう曲か、アナウンスがあったんだけど、メモできなかった(たしかモーツアルトとベートーベンのなにか)
2曲目のベートーベンでは、岡本さん登場で、個性的に弾いてました。
■1曲目 マーラー歌曲集<<さすらう若人の歌>>
1曲目から、歌曲集ということで、バリトンの人が歌ってました。
コンサートマスターは、小野澤さんです。戻ってきました!!
杉並あたりの(主にアマチュア)オケは、コンマスに女性(コンミス)
が多いので(セラフィックの加藤さん、荻窪祝祭の中野さん・宮武さん、
リキフェスの人は名前知らないけど女性、みんな女性)、コンサートマスターが女性だと、安定感ありますよね!
え、じゃあ岡本さんがコンマスの時は安定感ないのかって?
安定感より、何しでかすんだろう?っていうわくわく感だと思います。岡本さんの場合。安定して聴いていられる場合じゃないと思う。
バリトンの人の歌もうまく、演奏も安定で、歌に引き込まれてしまいました
休憩時間に指揮者の橘直貴さんから、プレトークということで、第九の開設がありました。メモしたことをシェア
第九:1824年5月初演 200年
ベートーヴェンは交響曲でいろんなことをしようとした
第5(運命) 3,4楽章をつなげる
ピッコロ、トロンボーンの導入
第六(田園) 情景的なものを取り込む
第九 合唱を取り入れる
→交響曲:シンフォニー→シンフォニア(器楽曲)
ドイツ・オーストリア交響曲界で一流
Cf.ブラームス:ベートーヴェンのフォルムを出ない
第九
第一楽章 器楽だけ→自然倍音
からモチーフを少しづつ出す
天空が作られるさま
第二楽章 スケルツォ 冗談・戯れ・リズムの音楽
ティンパニー
真ん中から、バス・トロンボーン
第三楽章 カンタービレ 歌を器楽で
第四楽章 はじめノイジー恐怖のファンファーレ
→ノイズとして聞こえれば成功
「もっといい歌がある!」レチタティーボで歌う
バリトンソロ
歓喜の歌:合唱登場
ストーリーを追いながら
否定しながらも、ベートーヴェンが作りたかったものとは?
その答え合わせを!
(プレトーク:ここまで)
■2曲目 第九
第九の第四楽章の最後を思い出してください
岡本さんの個性的な演奏を思い出してください
合成してください
・・・期待通りです!
岡本さん、最後に行くにしたがって(とくに第四楽章最後)派手に
やってくれました(立ってたよね、最後のほう)
第九って、合唱とかをコメントしないといけないと思うけど、
ごめん、岡本さんに目が行ってしまい、合唱を脳内再生できない・・・
■その他
パンフレットが力作。
ドイツ語で歌われたんだけど、その訳がついているのと、
岡本さんの第九の解説が3ページと、熱が入って
熱くなっています。
次回は2025年6月14日(土)
指揮者は和田 一樹氏なので、岡本さんとの相性もばっちり!
期待できますね。
いや、自分はそれより、小野澤さんがどうなるかのほうが興味津々なんだけど・・・