コロナ関係の記事ばかりで申し訳ないが(何のブログかわからなくなってきた ^^;)、やっぱりこれ書かないと、みんなが不幸になってしまうことだし・・・。さらに、このブログで、
2週間後の撲滅より、今、医療崩壊を起こさないほうが大切なのではなくて?マーカーよりレムデシビル
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/5cd918e2d84e40b4b1006ca2176ca723
や
新型コロナは、ウィルスで死ぬのではなく、サイトカインストームが原因で死ぬらしい(BCGが効く理由も同じなの?)
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/5198e4fdcd5bbc137d0ed27ee6bc57e6
を書いていて、せっかくレムデシビルが使われようとしているのに、その続報を書かないのもなんなので、書いてしまいましょう。
予算委員会の補正予算で、森ゆうこ参議院議員が、こう質問した。
予算委員会補正予算森ゆうこ質問【動画】
https://www.shiminmedia.com/video/86183
より引用
諸外国でも報告されている血栓の出現についてどのように考えているか。自宅やホテル等で療養する患者さんに対して、エコノミークラス症候群対策が必要ではないか。
たしかに血栓はできるんだけど・・・
わかってない。全くわかっていない!!
この勘違い、多くの犠牲が出てヤバそうなので、説明いたしますです。
コロナウィルス患者が血栓で、脳梗塞などを引き起こす。
ここまでは、正しい。
しかし、その理由はエコノミークラス症候群というよりかは、コロナウィルスそのものが原因、つまり、コロナにかかると血栓ができてしまい、それで脳梗塞になったりする。
というのが、以下に書かれている
新型コロナによる危険な合併症か 血栓症の報告例相次ぐ
https://news.livedoor.com/article/detail/18191554/
(太字は上記サイトより引用)
新型肺炎で重症化する人々は、心臓や肺などの基礎疾患があることが多く、その分、血栓ができやすい。
また、集中治療を受けていると、体を長時間動かすことがないため、血栓ができやすくなる。長時間飛行機に乗っているときに体をストレッチして動き回るよう奨励されるのもそのためだ。
新型肺炎が「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の過剰反応に関係していることも明らかになっているが、このことが血栓の発生率の高さに関係しているという研究結果もある。
もしくは、新型ウイルス自体に血栓ができやすい何らかの要因があることも考えられる。他のウイルス性疾患でも血栓ができる例がすでに報告されている。
つまり、そもそも、重症患者は人工呼吸器つけてるから、体動かしちゃいけない。重症でない人は、宿泊施設の人とか、食事取りに行くのに立ったりするはずなので、エコノミークラス症候群が決め手?というよりは、そのあとに書かれている、サイトカインストーム(このブログでも書いた。炎症が起きるとサイトカインが出るけど、それが過剰に出てしまう状態)による血栓の発生や、ウィルスそのものが血栓を作っていると考えるほうが自然で、この結果、
実際に検視解剖では、一部患者の肺に微小な血栓がびっしりと形成されていたことが確認されている。
ということである。血栓が呼吸困難を引き起こしていたのね・・・
血中酸素濃度が低い患者に人工呼吸器を使用してもあまり効果がないのは、肺に微小な血栓がたくさんできていることで説明が付くと指摘した。
つまり、人工呼吸器を増産しても、血栓ができてしまうと、効果ないと・・・日本、人工呼吸器一生懸命増産してるけど・・・
なので、血栓ができることはたしかで、この対策をしなきゃいけないんだけど、エコノミークラス症候群のストッキングでは・・・見当違いでしょ。
で、どうして、殺されるかというと、これに対処しないと、呼吸困難で死ぬ人が増えるわけなんだけど、いまの治療薬「アビガン」、「レムデシビル」は、この血栓に効くわけではない点。この薬の利用を急いでいて、決め手みたいに政治家は考えているけど、そうじゃないんだ。
ここで、コロナの病気の遷移を追っていこう。
(1)まず、体内でウィルスが増えるけど、
コロナの場合、RNAウィルスで、体内に入ると、
コロナウィルスのRNAを増殖させようとする
このとき、コロナのRNAと似た形をすることにより、
RNAの転写を妨げるのが、レムデシビル
RNAに取り付いて、転写をそこで止めてしまう
RNAターミネーターとして働くのがアビガン
(2)そして、コロナが増殖すると、これを抑えようと
免疫系が動く。この抑えようとする免疫を指示するのが
サイトカイン。で、免疫でうまくいったら、サイトカイン
は撤収してくれればいいんだけど、何らかの理由?
で増殖して炎症を引き起こしてしまうのが、サイトカインストーム。
具体的にはインターロイキン(IL)6というたんぱく質が
つくられ、これを抑える薬がトシリズマブ(アクテムラ:中外製薬)
(3)この炎症が肺に起こり、肺一面がやられてしまう。
どうも、そのときに、上にあるように、この胚がやられる理由は、
炎症が起こった時に、血管が傷つくのだろうか?なんだか、
そこのメカニズムはよくわからないが、血栓ができ、その血栓で
肺が詰まり、呼吸困難になり、人工呼吸器→人工心肺となってしまう。
なので、人工呼吸器、人工心肺不足を解決するには、この血栓を溶かす薬があればいいことになる(アビガン、レムデシビルは(1)の薬だから、呼吸困難の人には、手遅れ)しかし、さっきの上記サイトによると
ただブロズナハン氏によると、ヘパリンなどの抗凝固薬は全員に効果があるわけではないという。これについては、血栓のサイズがあまりに小さいことがあるためと説明している。
とのこと。他にはワーファリン・・・って思うかもしれないけど、あれは即効性がない。なんたって、肺炎になってすぐに死んでしまうのが問題なので、即効性がないと。。死んでから血栓解けてもねえ・・・
ということになる。
そうすると、血栓溶解薬アルテプラーゼ(アクチバシン:協和キリン、グルトパ:田辺三菱)ってなる。あ、この話のはじめ、脳梗塞でしたし・・
で、事実、アメリカでは、アルテプラーゼを試そうとしている。
[改訂] 重症COVID-19患者への血栓溶解剤アルテプラーゼの試験を米国が準備中
http://pharma.insights4.jp/archives/23926
日本でも、アビガンや血栓を溶解しない限り、重症患者が呼吸困難から治らないわけであり、そうすると、死んじゃうし、人工呼吸器も足らなくなるし、医療崩壊してしまう。
森議員は、「エコノミークラス症候群」の話をするんじゃなくて、アメリカでは血栓溶解剤の試験なども行われていますが、日本ではやらないんですか?と質問すべきだったわけだな。
P.S
うちは文章下手だから、わかりにくかったと思うけど、ホリエモンが専門家と分かりやすく話している。
ここ
新型コロナウイルスについて4月末時点での状況を専門家に聞きました(前編)
https://www.youtube.com/watch?v=J_qa5ziZosA&t=637s
2週間後の撲滅より、今、医療崩壊を起こさないほうが大切なのではなくて?マーカーよりレムデシビル
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/5cd918e2d84e40b4b1006ca2176ca723
や
新型コロナは、ウィルスで死ぬのではなく、サイトカインストームが原因で死ぬらしい(BCGが効く理由も同じなの?)
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/5198e4fdcd5bbc137d0ed27ee6bc57e6
を書いていて、せっかくレムデシビルが使われようとしているのに、その続報を書かないのもなんなので、書いてしまいましょう。
予算委員会の補正予算で、森ゆうこ参議院議員が、こう質問した。
予算委員会補正予算森ゆうこ質問【動画】
https://www.shiminmedia.com/video/86183
より引用
諸外国でも報告されている血栓の出現についてどのように考えているか。自宅やホテル等で療養する患者さんに対して、エコノミークラス症候群対策が必要ではないか。
たしかに血栓はできるんだけど・・・
わかってない。全くわかっていない!!
この勘違い、多くの犠牲が出てヤバそうなので、説明いたしますです。
コロナウィルス患者が血栓で、脳梗塞などを引き起こす。
ここまでは、正しい。
しかし、その理由はエコノミークラス症候群というよりかは、コロナウィルスそのものが原因、つまり、コロナにかかると血栓ができてしまい、それで脳梗塞になったりする。
というのが、以下に書かれている
新型コロナによる危険な合併症か 血栓症の報告例相次ぐ
https://news.livedoor.com/article/detail/18191554/
(太字は上記サイトより引用)
新型肺炎で重症化する人々は、心臓や肺などの基礎疾患があることが多く、その分、血栓ができやすい。
また、集中治療を受けていると、体を長時間動かすことがないため、血栓ができやすくなる。長時間飛行機に乗っているときに体をストレッチして動き回るよう奨励されるのもそのためだ。
新型肺炎が「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の過剰反応に関係していることも明らかになっているが、このことが血栓の発生率の高さに関係しているという研究結果もある。
もしくは、新型ウイルス自体に血栓ができやすい何らかの要因があることも考えられる。他のウイルス性疾患でも血栓ができる例がすでに報告されている。
つまり、そもそも、重症患者は人工呼吸器つけてるから、体動かしちゃいけない。重症でない人は、宿泊施設の人とか、食事取りに行くのに立ったりするはずなので、エコノミークラス症候群が決め手?というよりは、そのあとに書かれている、サイトカインストーム(このブログでも書いた。炎症が起きるとサイトカインが出るけど、それが過剰に出てしまう状態)による血栓の発生や、ウィルスそのものが血栓を作っていると考えるほうが自然で、この結果、
実際に検視解剖では、一部患者の肺に微小な血栓がびっしりと形成されていたことが確認されている。
ということである。血栓が呼吸困難を引き起こしていたのね・・・
血中酸素濃度が低い患者に人工呼吸器を使用してもあまり効果がないのは、肺に微小な血栓がたくさんできていることで説明が付くと指摘した。
つまり、人工呼吸器を増産しても、血栓ができてしまうと、効果ないと・・・日本、人工呼吸器一生懸命増産してるけど・・・
なので、血栓ができることはたしかで、この対策をしなきゃいけないんだけど、エコノミークラス症候群のストッキングでは・・・見当違いでしょ。
で、どうして、殺されるかというと、これに対処しないと、呼吸困難で死ぬ人が増えるわけなんだけど、いまの治療薬「アビガン」、「レムデシビル」は、この血栓に効くわけではない点。この薬の利用を急いでいて、決め手みたいに政治家は考えているけど、そうじゃないんだ。
ここで、コロナの病気の遷移を追っていこう。
(1)まず、体内でウィルスが増えるけど、
コロナの場合、RNAウィルスで、体内に入ると、
コロナウィルスのRNAを増殖させようとする
このとき、コロナのRNAと似た形をすることにより、
RNAの転写を妨げるのが、レムデシビル
RNAに取り付いて、転写をそこで止めてしまう
RNAターミネーターとして働くのがアビガン
(2)そして、コロナが増殖すると、これを抑えようと
免疫系が動く。この抑えようとする免疫を指示するのが
サイトカイン。で、免疫でうまくいったら、サイトカイン
は撤収してくれればいいんだけど、何らかの理由?
で増殖して炎症を引き起こしてしまうのが、サイトカインストーム。
具体的にはインターロイキン(IL)6というたんぱく質が
つくられ、これを抑える薬がトシリズマブ(アクテムラ:中外製薬)
(3)この炎症が肺に起こり、肺一面がやられてしまう。
どうも、そのときに、上にあるように、この胚がやられる理由は、
炎症が起こった時に、血管が傷つくのだろうか?なんだか、
そこのメカニズムはよくわからないが、血栓ができ、その血栓で
肺が詰まり、呼吸困難になり、人工呼吸器→人工心肺となってしまう。
なので、人工呼吸器、人工心肺不足を解決するには、この血栓を溶かす薬があればいいことになる(アビガン、レムデシビルは(1)の薬だから、呼吸困難の人には、手遅れ)しかし、さっきの上記サイトによると
ただブロズナハン氏によると、ヘパリンなどの抗凝固薬は全員に効果があるわけではないという。これについては、血栓のサイズがあまりに小さいことがあるためと説明している。
とのこと。他にはワーファリン・・・って思うかもしれないけど、あれは即効性がない。なんたって、肺炎になってすぐに死んでしまうのが問題なので、即効性がないと。。死んでから血栓解けてもねえ・・・
ということになる。
そうすると、血栓溶解薬アルテプラーゼ(アクチバシン:協和キリン、グルトパ:田辺三菱)ってなる。あ、この話のはじめ、脳梗塞でしたし・・
で、事実、アメリカでは、アルテプラーゼを試そうとしている。
[改訂] 重症COVID-19患者への血栓溶解剤アルテプラーゼの試験を米国が準備中
http://pharma.insights4.jp/archives/23926
日本でも、アビガンや血栓を溶解しない限り、重症患者が呼吸困難から治らないわけであり、そうすると、死んじゃうし、人工呼吸器も足らなくなるし、医療崩壊してしまう。
森議員は、「エコノミークラス症候群」の話をするんじゃなくて、アメリカでは血栓溶解剤の試験なども行われていますが、日本ではやらないんですか?と質問すべきだったわけだな。
P.S
うちは文章下手だから、わかりにくかったと思うけど、ホリエモンが専門家と分かりやすく話している。
ここ
新型コロナウイルスについて4月末時点での状況を専門家に聞きました(前編)
https://www.youtube.com/watch?v=J_qa5ziZosA&t=637s