遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

立 春

2021-02-03 16:59:44 | 日記

令和3年2月3日(水)

立 春 : 春立つ

陰暦では一年365日を24節気に分け、それを暦法上の

重要な基準とし、季節を定めるのに重用した。

立春はその二十四節気の一つ。陽暦では2月4日頃だが、

今年は節分が昨日(2月2日)で今日(2月3日)となった。

暦の上ではこの日から春になる。

その営みは自然・人事ともに地方により遅速があり、必ずしも

一致しないが、暦によって立春の感情が整えられる事は確かで

寒気の中にも微かな春の兆しが感じられる。

 

今朝は冷え込みが厳しく、目覚めと伴にエアコンを入れる。

予報とは裏腹にどんより曇り空、、、

今日はカミさんの通院日。帽子、マフラー、手袋にコートを

着て、そうそうマスクも忘れず、着ぶくれて出かけた。

私も、図書館へ出かける。

公園の前まで来ると、パラパラと地面を叩く音、、、、

忽ち路面に白い粒が、、やがて雨が混じり辺りはまっ白、、、

傘を持たぬ人が居て、コートのフードを立てて急ぎ足、、、

こちらはゆっくり、霰(アラレ)の音を楽しみつ図書館へ。

こんな日なのに、結構館内には私同様の暇を持て余す人、、

3冊程を借り出し、早々に退出する。

緊急事態宣言が3月7日迄、延長となった。

やはり、自粛生活には読書が一番、ニュースはコロナばかり

で、コメンテーターが、「菅総理の答弁、何だか可哀そう、」

と仰っていた。 私も、怒りよりもこの方に同感で、何をやっ

ても文句ばかり、、、どうすれば皆さんの気に入るの、、?

外は、未だアラレ混じりの霙(みぞれ)が降り続く、、、、

※霰(アラレ)と雹(ヒョウ)の違いは、、?

発達した積乱雲の中に、小さな氷の結晶ができ、地上に降る。

この粒の大きさが5mm以下だと霰で、それ以上だと雹という。

5mm以下の粒は時速30kmくらいで、粒が4,50mm

位の径になると時速100km以上となり、車が破損をし、

人体に直撃すると非常に危険との事。(充分ご注意を)

春は名のみの、、、「早春賦」ではないが、それでも

万作が咲き始め、辛夷の芽や木々の芽吹きは確実にやってきて

たようである、、、、

 

 

今日の1句

梅蕾の未だ覚めやらず春たてり    ヤギ爺