遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

名優の死

2021-02-07 16:35:33 | 日記

令和3年2月7日(日)

クリストファー・プラマーの死

ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」で、

トラップ大佐役を演じた、クリストファー・プラマーさん

が2月5日、自宅で転倒し頭部打撲により亡くなられた。

91歳との事。祖祖父はカナダのアボット元首相である。

1929年12月、カナダ東部のトロントで生まれた。

幼少期にはピアニストになるため勉強していたが、後に

俳優を目指す。カナダの舞台に立つ。

1953年、ブロードウエイ、デビュー

1958年、舞台「J・B」でトニー賞にノミネート

1958年に映画界デビュー、映画、舞台、テレビにと

幅広く活躍する。

1960年代に、ロンドンに移る

1965年、ジュリー・アンドリュースと共演したミュ

ージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」で、

トラップ大佐役で好演、一躍有名となる。

C・プラマーとJ・アンドリュース

 

その後「空軍大戦略」等の戦争映画、歴史ドラマ、サス

ペンス映画などで知的なキャラクターを演じずる。

1973年、再びブロードウエーに戻り、舞台「シラノ」

で主演、トニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞した。

後に、「サイレント・パートナー」等の映画で犯罪者や

悪役も躊躇なく演じる。

2011年、映画「人生はビギナーズ」で、年老いてから

ゲイを告白した父親役を演じ、米アカデミー賞助演男優賞

を受賞し、最年長の助演男優賞となった。

C・プラマー、オクタビア・スペンサー、M・ストリーブ、J・ジュジャル

2017年、映画「ゲテイ家の身代金」で、大富豪ゲテイ

役を演じ、第90回米アカデミー助演男優賞に史上最高齢

(88歳)で「ノミネートされた。

この映画は、1973年に実際起きた世界一大富豪家のポ

ール・ゲッティの孫の誘拐事件を基に映画化された作品。

映画、演劇の世界で多くの作品に出て、数々の授賞をした

米アカデミー賞助演男優賞、英アカデミー賞、ゴールデン

グローブ賞、全米俳優協会賞。 演劇ではトニー賞2回、

エミー賞2回を受賞した。

昭和の名優が亦、この世を去った。

サウンドオブミュージックのシーン

トラップ家族集合、

エーデル・ワイスを唄う、、

トラップとマリアのダンス、

結婚式

ナチスの国旗を引き裂く、トラップ大佐

 

コンクールで家族合唱え

ナチスから逃れ、アルプスの山へ、、

※サウンドオブミュージックの詳細は、遊民ヤギ爺ブログの

令和2年6月28~30日を参照下さい。

 

 

今日の1句

赤赤と盛るる儘に落椿    ヤギ爺