遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

カタクリの花

2021-02-25 16:43:07 | 日記

令和3年2月25日(木)

片栗の花 : かたかごの花、堅香子

ユリ科の多年草、葉は厚くて淡緑色。

早春に一対の葉を広げて花茎の先端に淡紫色の

花弁の付け根に濃紫色の斑点のある花を付け、

うつむき加減に咲く。

花被片は外曲反転し下向きに咲き、地下茎は多肉

白色根棒状で、澱粉(カタクリ粉)を蓄える。

古名を堅香子(かたかご)といい、万葉集では

もののふやをとめらが汲みまがふ寺井の上の

堅香子の花」(大伴家持)と詠まれている。

山林の半日陰や湿地、斜面等に群生する。

 

この頃から3月にかけ、豊田市香嵐渓・飯森山に

片栗の群生地が在り、そろそろ見頃を迎える。

山の斜面一帯を、薄紫色のカタクリの花が群生す

る姿に圧倒される。

名古屋周辺では、東山植物園、白鳥庭園等で

も見頃となる。

東山植物園

白鳥庭園

 

コロナ過の「緊急事態宣言」も愛知県下では今月

にも解除される見通しである。

そろそろ花の季節、野山に出掛けようか、、、、

 

今日の1句

片栗の控へめになほ誇らしげ   ヤギ爺