令和3年7月8日(木)
バナナ : 実芭蕉
バナナは、かってより季節に関わらず年中食べて居り、
季節感もなく「夏の季語」であることも知らなかった。
其の殆どが輸入品で在ることで、何時でも手に入るから
かも知れない。
熱帯アジア原産で、熱帯各地で広く栽培されている。
日本へは台湾、フィリピン等から多く輸入されている。
近年、沖縄等でも栽培され、日本産も多く出回っている。
バナナは、バショウ科の多年草で、2~5m程の茎は、
広い葉鞘が集まったもので、ほんとうの茎ではない。
先端に芭蕉に似た巨大な葉が叢生し、その葉心から太い
茎を出して花を穂垂らす。
花の後に苞が落ち、一房に15~20個の青い実を結実
する。 黄熟すると甘味と芳香があるが、日本へは実が
青いうちに採って、熟成させたものが輸入され食する。
太平洋上の島国や、アフリか諸国では主食とされている。
私の朝食は、カップ一杯の青汁を牛乳で割ったものと、
大き目のバナナ一本だけで、十数年以上続いている。
偶に、旅行など外泊する場合は、その場に出される物を
頂くのだが、、、大抵美味しく、つい食べ過ぎてしまう。
そんな時には、それなりに動き回るので消化は出来る?
普段の「青汁、バナナ」が拙い訳では、長年続かない。
これと言って健康対策(運動等を)してる訳ではないが、
若しかして、これが唯一の健康法かも知れない、、、
最近若い人達(特に若い女性)の間で、バナナの人気が
在る様だ。
フレッシュ・ジュース、フルーツ・サンド等でバナナが
好まれ、便秘(消化作用が働く)、美容にも良いとか、、、
バナナは他の果物に比し、とても廉価で手に入り易い。
バナナは私の小学生時代の遠足の定番であった。その頃は
未だバナナは結構高価なものだった様で、遠足になると
母親が用意してくれた。
今でも、バナナは物価の優等生であろう
1965年当時、バナナは1kgあたり218円(平均値)
貿易自由化となった1972年頃、一時的に124円と
急落したが、以降は220円前後、2014年には一時期
347円と急上昇、(原産地が台風被害等で減産した)
今でも、バナナの値段はそんなに変わらない、、、、
時に。高級品嗜好で高価なものがあるが、驚くほどの値は
ない(せいぜい、3,4割UPとのこと)
日本人が最も食べている果物は、1位:バナナ(18kg)
2位:ミカン(13kg)と言われている。
手頃(値段)で何時でも、何処でも手に入るのが理由とか。
チョコバナナ
東京バナナ(東京土産の定番)
今日の1句
飽きもせで朝食バナナ二十年 ヤギ爺