遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

かき氷の日

2021-07-25 15:33:46 | 日記

令和3年7月25日(日)

かき氷の日

今日7月25日は「かき氷の日」だそうです。

またまた、語呂合わせで「7(ナ)、2(ツ)、5(ゴオリ)」

という。

1933年7月25日に、日本最高気温を記録したのがこの日

山形県山形市で40.8℃を記録(その後2007年に熊谷市

と多治見市で40.9℃、その後は熊谷市と浜松市で41.1

℃と、年々温暖化で上昇中であるが、、)

夏の真っ盛りの7月25日は、最も「かき氷」の美味しい時季

でもある。

かき氷の歴史は古く平安時代、清少納言の「枕草子」の中に、

「削り氷にあまずら入れて、あたらしきかなまりに入れたる」

とある。(あまずらは甘蔦、ツタの古名。今の甘茶づる。

かなまりは、金属の椀をいう) この時代には冷蔵庫もなく、

氷は貴重品で貴族のほんの一部が嗜んだようだ)

今ではかき氷のことを「フラッペ」といい、喫茶店等でも提供

されているが、「フラッペ」は仏語のFrappéで、氷を砕いた

大粒の物にリキュール等の酒類を注いだ飲料である。

1869年(明治2年)に神奈川県横浜の馬車道に在った、

町田房造で初めて氷水店を開いた。(この店は日本で初めて、

アイスクリームを提供した事でも知られる)

1878年(明治11年)には、次々に出来た氷水店が粗悪

な氷が販売されるのを規制するため「氷製造人並販売人取締

規制」が公布される。衛生検査に合格した者に「氷の生産地

販売者名」を示したノボリ・看板を掲げる事を義務付けた。

この時に配られた旗が、現在の「氷旗」の原型となっている。

1887年(明治20年)、氷削り機を村上半三郎が発明。

第二次世界大戦前は、削った氷に砂糖をかけた「雪」、砂糖

蜜をかけた「みぞれ」、小豆餡を乗せた「金時」が定番。

戦後に、「イチゴやレモン風味シロップ」が販売され「雪」

は姿を消した。

 

暑さ真っ盛りの中、早速カミさんとふたり、ご近所の甘味処

へ出かける。此処は元々(先代は製氷店)の氷やを止めて、

娘さんが甘味処を開いた。お団子や善哉が主流だが夏場だけ

かき氷を出している。年寄り客(私も)が多いので今風の

洒落た物はないが、きめ細かな氷の量は半端ない、、、、。

ミルク金時

金時

 

丁度、オリンピック放送中で、ゆっくりTV観戦し、体の

迄冷して、、、、、、、

 

今日の1句

夏氷テレビ観戦ああ甘露   ヤギ爺