令和4年9月10日(土)
めはじき : 益母草(やくもさう)
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シソ科の二年草、草地や路傍に自生する。
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アジア原産(アジア広域)、日本の本州、四国、九州に自生。
夏の終わる頃から初秋にかけ、葉腋に薄紅色の唇型の花が葉
の付け根に数輪ずつ段状
になって咲く。
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花先は上下二つに裂け、下の部分は更に3つに裂けている。
花の内部は濃い紅紫色となる。
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茎の断面は四角で、断面は産毛がある。
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上部にある葉は細長く、下部(枢生葉)の葉は3つに裂けて
ヨモギの葉に似ている。
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メハジキは花の後、黒いくさび形の実を4個付ける。
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花を付けた全草は、「益母草」(やくもそう)とも云われて
古くから、婦人病の薬草として産前産後の、女性の血止め、
補精薬となった。
他には利尿剤、眼病、眩暈などにも効能がある。
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「メハジキ」の名前の由来は、この草の茎を短く切り瞼の上
下を開け「つっかい棒」のようにして挟みこみ、目を閉じる
勢いで茎うを遠くに弾き飛ばす、子供の遊びに由来してこの
名が付いたと云われる。然し茎の部分は刺々しく、目を傷つ
け易く、樹液にはアルカロイドも含まれ危険である。
(本当に子供の遊びにあったのか、疑問が残るが、、、?)
私達が小さな頃、確かに色々な雑草等、目に入る自然を利用
した遊びは沢山あったが、、、このメハジキの記憶はない)
今日の1句
幼気な目弾きの花誰ぞ知る ヤギ爺
※幼気 : いたいげ、子供等のいじらしく可愛い様。