遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

栗ご飯

2022-09-13 16:46:03 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年9月13日(火)

栗ご飯 : 栗強飯(くりおこわ)



栗はほぼ日本全国の産地に自生する、ブナ科の落葉高木
外側に棘が密生する毬(いが)の中に実が育ち、成熟し
て毬の裂け目から実がこぼれる。

栽培されるものも在り、焼いたり茹でたりして中の胚乳
の部分を食べる。
外皮や渋皮を剥き、栗ご飯等の料理や菓子の原料となる。

栗ご飯

新栗の殻や渋皮を取り、塩などを加え炊き込んだご飯。
茹でた栗を焚き上がる寸前に加える方法もある。
栗ご飯には小粒の栗の方が美味しく出来ると云われる。
また、中華風ちまきのように国外産の栗を混ぜた糯米
を蒸して作るものは「栗蒸しご飯」という。

栗ご飯に使用する日本国内産の栗は表皮が厚く、中の
渋皮が非常に取り辛いため、この皮を剝く作業は相当
手間がかかるので、外食産業ではあまり見かけられず、
栗ご飯は家庭料理といえるようだ。

それでも駅弁の「栗めし」は人気がある。
栗めし・やまぐち(熊本・人吉駅)

最も有名なのは、熊本県人吉駅の「栗めし、やまぐち」
栗の形をした赤い器に大粒の栗と具が一杯、、、、

栗めし(仙台駅)
栗おこわ(東京駅)

他には仙台駅の「栗めし」、東京駅の「栗おこわ」等
が在る。どれも大粒の栗多く乗って、おかずも彩々に
盛られ、どれも美味しそうである。
栗飯の駅弁は、1965年に九州熊本の人吉駅で誕生
したが、現在肥薩線が運休となったために「熊本駅」
で販売されているそうだ。

我家ではご近所から栗を頂戴し、今シーズン最初の
栗ご飯を頂いた。
ご飯の白さと黄色の栗の鮮やかな彩り、独特のほく
ほく感とほんのりした甘さに、ついお代りを、、、


今日の1句

初物を剥きて鮮やか栗の飯  ヤギ爺