令和4年9月13日(火)
栗ご飯 : 栗強飯(くりおこわ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/26/84e16ccfc78483e55c099c86923dc156.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ec/97fad76e7d0ec0037d0416e0af85a530.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/6e/0119fb0748d4dc04b2fce314fd1df4a1.jpg)
栗はほぼ日本全国の産地に自生する、ブナ科の落葉高木
外側に棘が密生する毬(いが)の中に実が育ち、成熟し
て毬の裂け目から実がこぼれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/70/95b31b1c94e0ef255c2a2fd625115e8e.jpg)
栽培されるものも在り、焼いたり茹でたりして中の胚乳
の部分を食べる。
外皮や渋皮を剥き、栗ご飯等の料理や菓子の原料となる。
栗ご飯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a0/9ed8fb1227e2aa94a10aa8baac3d6def.jpg)
新栗の殻や渋皮を取り、塩などを加え炊き込んだご飯。
茹でた栗を焚き上がる寸前に加える方法もある。
栗ご飯には小粒の栗の方が美味しく出来ると云われる。
また、中華風ちまきのように国外産の栗を混ぜた糯米
を蒸して作るものは「栗蒸しご飯」という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/74/51d553993d0c0bde0dbc696a1369e79c.jpg)
栗ご飯に使用する日本国内産の栗は表皮が厚く、中の
渋皮が非常に取り辛いため、この皮を剝く作業は相当
手間がかかるので、外食産業ではあまり見かけられず、
栗ご飯は家庭料理といえるようだ。
それでも駅弁の「栗めし」は人気がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3f/2401ae885d8dddf9fa4aa31e21cf55d4.jpg)
栗めし・やまぐち(熊本・人吉駅)
最も有名なのは、熊本県人吉駅の「栗めし、やまぐち」
栗の形をした赤い器に大粒の栗と具が一杯、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d8/23d0d0b63f3a64e83c205cbfbd304718.jpg)
栗めし(仙台駅)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b9/97d7ab0fb2c743c96fcd04eb29998a98.jpg)
栗おこわ(東京駅)
他には仙台駅の「栗めし」、東京駅の「栗おこわ」等
が在る。どれも大粒の栗多く乗って、おかずも彩々に
盛られ、どれも美味しそうである。
栗飯の駅弁は、1965年に九州熊本の人吉駅で誕生
したが、現在肥薩線が運休となったために「熊本駅」
で販売されているそうだ。
我家ではご近所から栗を頂戴し、今シーズン最初の
栗ご飯を頂いた。
ご飯の白さと黄色の栗の鮮やかな彩り、独特のほく
ほく感とほんのりした甘さに、ついお代りを、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f5/b77c366c6007fcf381690703d3ee45db.jpg)
今日の1句
初物を剥きて鮮やか栗の飯 ヤギ爺