マクロ撮影は何処まで近づくか、離れるか、その感覚に未だ迷う。顕微鏡の世界にすると花弁や花芯の美しさが表現できず生物学の世界になってしまう。
ま、私なりの感覚でのマクロの世界です。
京都では名の知れた紫陽花寺の一つである吉峰寺。徳川綱吉の母「桂昌院」所縁のお寺で、桂昌院お手植えの「枝垂れ桜」が有名でJRの「そうだ京都へ行こう」のポスターにも登場した。枝垂れ桜のほかに「遊龍の松」(五葉松)が知られている。また、躑躅、牡丹、秋明菊(貴船菊)が咲き、秋の紅葉も美しい寺として参拝者が絶えない。
そんなお寺だが我が家からも近く四季折々に出向き撮影している。今日は紫陽花も最後だと思い出かけた。コロナ自粛が解除され、金沢、和歌山、滋賀などはるばると紫陽花見物に押しかけてきていて広い駐車場も満杯気味だった。人混みを避けながら撮影した。眼下に洛中が一望できる絶景の場所だ。