「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

明日は雪が降る予報

2021年02月08日 18時28分08秒 | 日常のこと&写真
 ここのところ暖かな陽気が続いていた。
 三寒四温とも一雨ごとの温かさとも古来より伝えられてきた。
 明日は京都、大阪の内陸部の平地にも雪が降るという予報だ。雪景色は好きで凍えながらも写真撮影に出向いていたが、明日は仕事の関係で出かけられない。
 兵庫県の姫路市に単身赴任していたとき雪の予報が出た。スタッフに「明日、雪が降ったら休むから宜しく」と云って退社したことがある。
 予報通り大雪となり、念願の「雪の姫路城」の撮影が出来た。朝から日暮れまで楽しんだ。勿論仕事は休んだ。
 
 さて、話は変わるが、新沼謙治の名曲に「津軽恋女」というのがあり、作詞は久仁京介さん。
 サビのところから綴ってみると、「降りつもる雪 雪 雪 また雪よ  津軽には七つの雪が降るとか  こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 待つ氷雪…」
 しかし、東北北部の雪は、こんなロマンチックな雪ではない。特に津軽は猛吹雪が頻繁に吹く雪が特徴的だ。そして、ドカ雪も忘れてはならない。
 若き頃、秋田で暮らして4年目の冬は大変な豪雪だった。38豪雪と比較された年でもあった。
 その時、私は雪が下から吹き上げてくるということを初めて知った。これも歌の文句ではないが「雪は下から舞い上がり・・・」というのがある。長山洋子さんの歌だ。文字通り地吹雪というもので、視界ゼロになるほどの猛吹雪となった。秋田市内から大舘に向かったときは左程の雪ではなかったが、夕方近くの帰り道に猛吹雪に見舞われ、1メートル先が見えない状態となった。ワイパーで雪を払うがそれが凍り付いてしまう。止まると車が瞬く間に雪に覆われ死をも覚悟しなければならなくなる。とにかく走るしかない。喉はカラカラ。緊張で頭痛が走る。2時間ほどで帰り着くところだが、何と5時間ほどかかってようやく無事に我が家についた。この雪で車がうずもれ2人が亡くなられ、また、雪下ろしをしていたお年寄りが屋根から転落、積もった雪に埋もれ凍傷と窒息で亡くなられた、という悲惨なほどの豪雪だった。
 七つの雪 どころではない。どか雪、地吹雪、凍り付く雪というのも加えなければならない。 明日は大阪、京都市内も雪が積もるだろう。八坂の塔に積る雪、清水寺の雪、加茂川畔の雪、辰巳橋に降る雪…こんな情緒あふれる雪は大歓迎だ。

 さて、明日はどんな雪景色になるのだろうか?


                     姫路城

                     彦根城

                    祇園白川

                   嵐山渡月橋

                    金閣寺

                    仁和寺

                    東寺
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