初体験・・・というとワクワクドキドキときめいて色っぽいと思われるでしょうが、そうではなく嬉しいやら、悲しいやらの初体験。
箕面温泉からの帰り、箕面駅から箕面線に乗り石橋阪大前で宝塚線に乗り換えて車両の中程のところまではいると、座っていた若い女性に「どうぞ」と席を譲られた。
「大丈夫ですよ」というと、それでも「どうぞ」というから、「有難うございます」と云って座席に座った。優先席でもなかった。
妻に座ったらと目くばせしたが私にという目の合図で座らせてくれた。
若いわかい、まだまだ元気と自負していたものの、若者から見る自分はやはり相応のお年寄りに見えるのだろう。
児童からは「おじいちゃん」とか「おじいさん」とか言われることも多くなっているが、30前後の若い方からお爺ちゃんと認識されて席を譲られたのは実に「初体験」だった。
喜ぶべきか、ああ悲しむべきか。まさにハムレットの心のせめぎ合いだ。石橋阪大前から終点梅田までは20分たらずなので立っていても辛くはないのだが、譲ってくれた優しい気持ちに従うほうがその方にとっても良いのだろうと座らせてもらった。
これからそういう事に出合うようになるのだろううか・・・。まだまだ若いと思いたがるのは自分の負け惜しみなのかもしれない。嗚呼
箕面温泉からの帰り、箕面駅から箕面線に乗り石橋阪大前で宝塚線に乗り換えて車両の中程のところまではいると、座っていた若い女性に「どうぞ」と席を譲られた。
「大丈夫ですよ」というと、それでも「どうぞ」というから、「有難うございます」と云って座席に座った。優先席でもなかった。
妻に座ったらと目くばせしたが私にという目の合図で座らせてくれた。
若いわかい、まだまだ元気と自負していたものの、若者から見る自分はやはり相応のお年寄りに見えるのだろう。
児童からは「おじいちゃん」とか「おじいさん」とか言われることも多くなっているが、30前後の若い方からお爺ちゃんと認識されて席を譲られたのは実に「初体験」だった。
喜ぶべきか、ああ悲しむべきか。まさにハムレットの心のせめぎ合いだ。石橋阪大前から終点梅田までは20分たらずなので立っていても辛くはないのだが、譲ってくれた優しい気持ちに従うほうがその方にとっても良いのだろうと座らせてもらった。
これからそういう事に出合うようになるのだろううか・・・。まだまだ若いと思いたがるのは自分の負け惜しみなのかもしれない。嗚呼