釣り堀の桜

松花堂弁当で知られる茶人「松花堂昭乗」の史跡旧邸にほど近いところに、桜公園がありそこに隣接する釣り堀に見事な枝垂れ桜がある。
枝垂れが釣り堀に流れおつるように咲き誇っているが、その様を私は「桜瀑」（おうばく）とネーミングして楽しんでいる。

大原野神社の「千眼桜」

京都に限らずだが桜の名所は数多くある。だが京都の桜は歴史と共にあり、桜の一つ一つに由緒があり千年の古都を偲ぶことができるという意味では特別な桜ともいえようか。
　私は京都の多くの古刹名刹を巡り、またそこにまつわる桜や梅や花々を写真に収めてきたが、在所からほど近い長岡京市の桜は親しみ深いものがあり毎年訪れている。
　洛西の大原野にある「大原野神社」には「千眼桜」という珍しい桜が一木植栽されている。大原野神社は奈良の春日大社を模して建造されたもので、源氏物語の紫式部がこよなく愛した神社としても知られている。
　「千眼桜」をどうぞご覧ください。

あれから遠くに来たもんだ

第二の人生を歩み始めて久しくなった。
著述、講演業の道を歩み始めたが、後輩から誘われて新聞社に身を寄せて、もうひと昔を越えた。
新聞といっても一般紙ではなく、過去の仕事の経験が生かせる業界新聞の編集を任されているが、これが忙しい。
発行の合間あいまの暇をみつけては趣味の写真で楽しんでいる。
編集の仕事はボケ防止になると頑張っているものの目が怪しくなって、長時間パソコンとニラメッコするのが辛くなり、休憩しながらの作業は捗らない。
今日は丁度、狭間となっており、のんびりとしている。
思えば、退職してからいろいろと難儀なことも乗り越えながら、喜寿を超える歳になっても働くことができている。
「あれから遠くに来たもんだ」とつくずく思いを巡らせながら、まだまだ現役で頑張り続けたいものと・・・。

国宝「石清水八幡宮」

今朝、文化センターへ太鼓の練習会場の申込に行った帰り道に国宝石清水八幡宮へ立ち寄った。
桜は満開。だが花見の参拝者はまばらだった。大河「淀川」となる三川（木津川、宇治川、桂川）が合流する一帯、そして天下分け目の合戦となった「天王山」などが一望できる展望台も満開。だが今年は花見をする人々はいないようだ。
この地は、エジソンが白熱電球を発明しそのフィラメントとして使用した竹の繊維が、ここ八幡（男山）の竹であったことからも知られており、エジソン碑も建立されている。