「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

一隅を照らす気持ちでコツコツと・・・ 

2023年10月16日 22時15分53秒 | 和太鼓
一隅を照らす気持ちでコツコツと・・・ 
 昨日の練習では新曲の「枚方風情くらわんか船」の前奏曲、担当させたAくんとBさんが期待通りの習得をしてくれていた。簡単なようで細かいリズムを長々と続けるのはかなりの重労働、それを頑張ってピッチもほとんど狂わさずに叩いてくれている。昨日、Bさんには締太鼓の基礎の基本的叩き方についてアドバイスした。私が最も贔屓にしているプロ集団の練習模様をかつてテレビでドキュメントで報じていた場面で締太鼓の叩き方はお坊さんの木魚の叩き方が良いと語っていた。それは理にかなっていることから私自身の叩き方の基本にしていた。
 新人のCさん久しぶりの練習となったので基礎部分のバチさばきと足腰の構えと動作を指導、見栄えが良くなってきた。勇駒もほぼできるようになったが振りについて今少しの指導が必要。これができると「三川合流源流太鼓」の指導に入る。これはわが妻ににやらせる、というのもそのポジションにCさんを着かせるつもりだから。

 指導を受けていた太鼓道場時代劣等生だった私、基礎的なことは道場や指導者研修会で叩きこまれたものの、さほど好きになれなかった太鼓だけに宝の持ち腐れだった。所属連盟から独立してからは、自分が劣等生だっただけに分からないところ、出来ないところが自身でよく把握できていることから、それをどう分かりやすく手ほどきするか、教え方の勉強を徹底的にやった。明けても暮れても毎日毎日、埼玉に本部がある太鼓協会の指導番組「太鼓チャンネル」をみて、長胴、締、桶、セット太鼓を学び、それらの先生が教える教え方、手ほどきの手順についてもしっかり学んだ。2年ほど膝を打って、座布団を重ねて、太鼓にスポンジマットを重ねて繰り返し繰り返し練習した。手首、指も痛めたほどに。
 そして太鼓連盟の指導主査のF先生に指導してもらったところがようやく自分のもとなって身に着いた。二重三重の自主訓練を乗り越えて「先生」と呼ばれてもいいのかな、と思えるところに到達したように思えた。
 数カ所の団体のワークショップに行ったり、親しいチームに押しかけてそこの指導方法を見たりして、どうやったら「いろは」を分かりやすく教えられるか、そのことだけに集中した。だが手本になった先生は居なかったが、お1人桶太鼓講習を受講したときに教えてくれたK先生だけ見習うべきところがあった。私の練習の様子を見ていて「その身体の動きがいいですねぇー」と声を掛けられた。その前に練習用の桶太鼓を買って練習はしていたものの直接指導は初めてだった。指導ぶりを盗むのも講習に参加した理由の一つでもあった。先生はこれ見よがしの左右連打の早打ちはあまり好みじゃないとも言っていた。
 またYouTubeでも学んだお陰でオリジナル新曲もいくつか創作できるようにもなった。これは大いなる収穫だった。
 そんなこんなの歴史を踏んだが、それももうそろそろ身を引く歳になってきた。思えばコツコツと苦手な太鼓だったが続けてこられたものだ。使命感がそれを支えていたのも事実だ。

 勤め人だった現役時代、「一隅を照らす」「利他の精神」「頂いているお手当はお客様から頂いている」「人の心に花一輪、棘を残さず花を残せ」「有難うの感謝の気持ち」等々、社員教育のときにも唱え続けてきた精神だったし、講演の仕事をしていたときも、このような言葉を通じて生き方を論じてきた。
 自分史を振り返り懐かしく思うようになると、もう峠を下り始めたということだろう。
 太鼓のことも各位に委ね託すときが来たのだろう。
 今回、率先して運営の一部役割を引受けてくれた人には感謝している。やりたくても出来ないメンバーもいることも事実なので、出来る方々に有難うとメンバー一同、そう思っているに違いない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月最後の練習日

2023年10月15日 22時37分11秒 | 和太鼓
ちょっと疲れたけど楽しい練習ができた。叩き慣れた曲目だけど完璧という到達点に達しないが、これでよいだろう。
 どう演じれば観客に納得してもらえるか、いつもいつもそれを考えて繰り返している。商店会hanaフェスタはハロウィン仮装も良しとして出演するが、自分はチーム初舞台のときの衣装を着る予定だ。
 今日は来年度のことについて話し合ってもらうつもりでミーティングを持った。私の立場を理解してくれて事務的な役割を分担して引受けてもらえることとなり安堵した。
 年度代わりで輪番制にしたらよいと提案し、メンバー各位が分担して担ってくれることを願っている。総体的な運営は当分私が担うつもりだが、これもいずれは手放すときがくる。
 再来年1月車検を前にして愛車を手放すことから、太鼓の搬出入について不安があったが、私の車に積まずメンバー3名の車3台に積み込み搬送できると知りひとまず安堵した。あとは同乗者の心配。カーシェアーでも行けると林田さんが提案。レンタル料を会費・会場費等である程度補えば公平な分担となればそれも良いかもしれない。皆で知恵を出し合っていけば何とかなるだろう。











             酒豪3人お揃いのTシャツでニコニコ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥肌がたち涙した歌

2023年10月14日 21時24分53秒 | 日常のこと&写真
 歌好きの妻に合わせて歌謡番組をみることが多く、また録画も昭和歌謡が多い。
 いつもはテレビから流れる歌を聴きながらパソコンに向かっていることも多いが、今夜のBS朝日の五木ひろし司会「人生、歌がある」を見ていたが、ついつい引き込まれ聴き入った。作曲家・歌手の弦哲也特集で、弦哲也に作ってもらった持ち歌を歌うコーナーで耳が釘付けになった。目が釘付けでなく耳を奪われた。
 弦先生の前で持ち歌を歌うのだから熱唱することは分っていたが、本気度が違っていた。歌や音楽には口うるさい私だが、今夜のこのコーナーのそれぞれの歌手に鳥肌が立ち、また涙した。
 プロが本気に歌った歌だった。一流の歌手たちが歌う番組だからいつも本気に歌っているはずだが、今夜の歌には感情が切々と伝わった。これぞブロ歌手の感情移入。歌詞の心を見事な解釈で歌い上げたからだ。
趣味で歌っている歌好きな人たちにも上手な方々もいるが、歌詞を深く理解し旋律に思いをのせて聴き手に思いを移すことができる人は少ない。だがプロ歌手だとそれは許されないと私自身は思っている。
 今夜の歌手たちは、いつもを超えた歌唱で心が震えた。それでここに綴り残したかった。


写真は亀岡コスモス園の案山子たち



























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀岡市コスモス園 

2023年10月13日 20時15分51秒 | 秋桜
 陽気に誘われて久しぶりに撮影ドライブへ。亀岡市のコスモス園へ行った。毎年行っているところだが、今年はやや開花が遅れ丁度満開になっていた。
 人出は少ないほうだったので風景も撮りやすかった。
 11時頃に到着し、途中レストハウスで昼食をとってまた撮影。おNewのNikonミラーレスカメラの試し撮りも兼ねた撮影となった。太鼓の練習のとき愛用のミラーレスを壊してしまい、新中古でランクの高い出物があるまで待っていたが、程よい値段のものが出品されたことから購入した。一眼レフのようなレンズ交換が不用なのでチョイと出かけるときに便利だし太鼓の練習には重宝することから購入したもの。
 試し撮りの結果はグラデーションもよく操作性も悪くなかった。マクロ撮影は一眼レフで単焦点レンズで撮る方が綺麗にとれるので、マクロ撮影はカメラを換えて撮った。
 1時半までしっかり遊ぶことができて楽しかった。
 レストハウスでの昼食はいつものとおり松茸ご飯と厚焼き玉子。美味でござりま―――ス。
 隣の席に座っていた夫婦のご主人から「いつも来られてるんですか」と声を掛けられた。それから憩いをとりながら談笑、するとご主人が席を立って饅頭を買ってきて、3個入りだから「おひとつどうぞ」と勧められた。「饅頭こわい」の口だから遠慮なく頂いた。20分ほど諸々話をして「お先に失礼」と席を立たれた。何でも門真から来られた方で、実家と同じ地域なので親近感があった。
 食後再び園内に入り撮影を続けた







































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良斑鳩「法起寺」コスモス

2023年10月12日 09時41分54秒 | 秋桜
 もう随分昔になるが、奈良県斑鳩の地にある法起寺の周辺に咲くコスモスを撮りに出向いた。我が家から高速を使って2時間余りで到着。
 奈良の「般若寺」もコスモス寺として知られており、この地にも時折訪れた。
 法起寺からほど近いところにかの有名な「法隆寺」があり、その裏手の里山に柿木が散在する。正岡子規はこの地の茶店で「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだのかもしれないと思いを馳せた。
























 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伏見運河の彼岸花と勝念寺の萩

2023年10月06日 21時35分10秒 | 彼岸花
伏見運河の彼岸花 「君の膵臓をたべた」の舞台となった京都市伏見区にある「伏見であい橋」のたもとの彼岸花






               丹波橋勝念寺の萩の花












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花の里

2023年10月05日 00時26分11秒 | 彼岸花
 亀岡市にある彼岸花の里で撮影。
 穴太寺の近くに広がる田園一帯に深紅の花が咲き誇り、地元では「彼岸花の里」として大切に育てている。
 ここから京都縦貫道の方向へ向かうとコスモス園がある。コスモスはまたの機会に・・・。
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイサービスセンターからオファー

2023年10月02日 16時16分52秒 | 和太鼓
 昨日は太鼓の練習日、肩の痛みはあったが楽しく練習することができた。
新曲の「枚方風情くらわんか船」の前奏曲をかなり突っ込んだ指導をし成果がみえた。
1年がかりで仕上げて行く計画だ。
 次のステージは10月29日、わが町の商店会主催の秋祭り「hanaフェスタ」である。ハロウィン仮装で参加する人が多く、われわれ太鼓チームも好みの衣装で参加可能とした。私は昔風の「江戸一」の祭り衣裳とヒョットコの面をつけるつもり。
 また嬉しい連絡があり、5年前にオファーを受けたデイサービスセンターから再びお誘いを受けた。あの時、とても評判で楽しかったらしい。通所の皆様からまた太鼓聴きたいと云われていたようだがコロナ流行で今日までできなかったという。
 それで11月3日文化の日に出前演奏にいくことになった。多分、今年はこれが最後のステージになるだろう。楽しみだ。



              新曲を指導しているところ


                   
                 篠笛組の練習風景

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする