いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

「本を語る会」

2015年06月30日 | エッセイ

3年前から家族で始めた「本を語る会」。

毎月1冊の本を決めて家族全員で読み、月末に感想を話し合う。

息子が金沢に行ってしまった後もLINEで続けている。

今月は「星を継ぐもの」。

星を継ぐもの (創元SF文庫)

ジェイムズ・P・ホーガン,

池央耿

東京創元社

ハードSFというやつ。

月には隕石と衝突したと思われるクレーターがたくさんあるのに、なぜ地球には見当たらないか。

ネアンデルタール人はなぜ人間の直系先祖ではないのか、なぜ絶滅したのか、などが実にわかりやすいし説得力がある。

そして、主人公が木星の衛星ガニメデから木星を見るところ。その文章が素晴らしく、まるで映像を見ているような錯覚を覚えた。

いくつかの疑問はあったが、名作だと思う。

 

これまで家族で語った本はこれだけ。

いわゆる純文学が少ないな。

続けるコツは、回し読みではなく、一人1冊ずつ買うこと。

もったいないと思う?

コメント
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