正直ストーリーにそんなに目新しさは感じず、おおよそ想像通りの展開ですが、わかっていても泣けます。
嵐で無人島に流れ着いたロボット「ロズ」が、島の野生動物たちと暮らす話です。
ひょんなことから雁の卵を見つけ、その卵から雛が孵り、ロズを母だと思うその雛に「食べる」「泳ぐ」「飛ぶ」ということを教えていきます。
雛が成長するに従ってロズに反抗するようになったり、自然界の様々な困難を乗り越えたりしながら、ロズと成長して大きくなった雛(キラリという名前がつきました)は信頼を深めていきます。
心のないはずのロズに愛が芽生えてきて、本当の母子のような関係になりますが、別れの日が来ることは避けられず、・・・・。
世界のいくつかで起きている人間同士の争いに対してもチクリと皮肉っているような所もありました。
綾瀬はるかさん(ロズの声役)の吹き替えも最初はロボットらしく固く、次第に母親のように暖かく感じられて良かったと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます