日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

超原価削減方法

2006-07-04 | 経営改善
原価削減の話をすると直ぐに
①人を減らす
②給与カット
③下請けイジメ
④手抜き
こんな答えを出す人がいます。

原価削減の一番の方法は
徹底的なミス・クレーム対策です。
「徹底的な」です。
中途半端はいけません。

ミスやクレームは
①ミスクレームを受け付けないといけないロス
②謝罪のロス
③手直しのロス
④原因究明のロス
⑤再発防止のロス
⑥従業員のモチベーション減退ロス
⑦生産、販売のチャンスロス
など様々なロスが存在します。
ヒト・モノ・カネすべてにロスが生じているのです。

一つのミスやクレームで
原価は最低3倍、多い場合は何十倍何百倍になってしまいます。

たかがミスと考えるから
たかがクレームと考えるから
いつまで経っても高い原価に泣かされるのです。

従業員を切る前に
下請けさんを切る前に
ミスやロスの根本原因を切って行きたいですね。

ほら、これを信じないから
またまたミスが発生しそうですよ。
今度はどれ位の原価が掛かっていることやら・・・・。
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無駄な会議やるべからず!

2006-07-04 | 経営改善
会社にとって必要な会議とそうでない会議があります。
必要な会議とは、企業の意思決定がなされる会議。
不必要な会議とは、ただ集まるだけで
何の意思決定もなされない会議です。

昨日、ある社長と話をしたとき
随分スピードの差を感じさせられました。
大きい会社はとにかく時間を大切にしています。

その会社の会議においては
役員が自分のパートの表題を読み始めた瞬間
その発言は終了となるそうです。
不必要なこと以外は喋るな!ということだそうです。
表題を読み始めるということは考えがまとまっていない証拠なのです。

そういえば、楽天の三木谷社長の朝礼の際の
部下からの報告とそれに対する指示も3分だったように記憶しています。

無駄な会議ならやるべきではない。
やるなら意思決定ができる会議でないといけないのです。
今日から会議を考え直したいですね。
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