日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

倒産確定!

2006-07-10 | 良い税理士・悪い税理士
金融機関が匙を投げる倒産確定の条件があります。
①資金繰りが付かないとき
②債務超過状態から脱する見込みがないとき
③良くなる兆候が見えないとき
④社長にやる気が見えないとき

金融機関は意外と社長のやる気を見ています。
「なんで!?」なんて思っている社長は既に予備軍かもしれません。
必要なのは身を挺しても生き残ろうとする根性です。
根性が見えないと助ける気になれないというのが本音だと思います。

難しい状況を迎えた企業を何件も見ていると
つい優先順位を付けてしまいそうになります。
こんなことではいかん!
と思いながらも、この社長は頑張っているもんなぁとか
何度言ってもダメだからもうやめちゃおうかな・・・。
なんて思ってしまいます。

ある企業再生専門のコンサルタント先生曰く
「僕は本気な社長だけ助けます!」ときっぱり言っていました。

まだまだ「この社長も助けたい。あの社長も助けたい。」
なんて思うのは甘ちゃんの証拠かもしれませんね。

でも、がんばれ!僕がついているよ!って
言いたくなるの私なのでした。
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料金に見合うサービス

2006-07-10 | 経営改善
ここの所、プロらしいお店が激減しています。
原因は、変なバイブル(指導書)を信じて
何でも原価低減することにあります。

原価低減は決して悪いことではありません。
しかし、原価低減以上にサービスや品揃えを悪くしてはいけないのです。

あっ!聞こえてきました。背に腹は代えられないという言葉が・・・。
背に腹は代えられないといって外国人を使ったりフリーターやアルバイトを使って
サービスが悪くても「こんな子達だから・・・。」
なんて言っているからプロらしくなくなってきているのです。

隣町にパン屋さんができました。
ヨーロッパからパン焼き釜を購入したとかで
連日(土日だけ?)長蛇の列だそうです。
しかし、およそお客様中心にお店が回転していないようです。
恐らくそんなに遠い将来ではなく
閑古鳥が鳴くのだろうと予想されます。
経営者が足元を見て経営をしないのは残念なことです。

そのお店のはす向かいにある喫茶店も同様のようです。
お店にお客さんが疎らなのにも関わらず、
コーヒーを注文しても、ずっと出てこない。
やっと出てきても遅くなりましたとも言わない。
名札を見ると外国人・・・。

どうなんでしょうか?
安く上げたつもりが逆に客離れを引き起こすことを
経営者は理解していないのでしょうか?

小売業においては、人を安く使うのは重要なことです。
しかし、安く使っているからといって、まともな教育をしないのは
経営者の怠慢に他なりません。
接客するからには徹底した従業員教育が必要なのは明白です。

料金以上のサービスを徹底したいですね。
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