日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

言いなり

2006-07-21 | 危機管理
企業倒産が増えてきました。
金融機関の不良債権処理の最終局面が2008年3月末に迫ってきたからです。
金融機関にとって足手まとい(?)になるところは
順次、退場処分させていこうというものです。

最近金融機関への返済がキツイという相談が多くなりました。
事業不振から返済資金の捻出が困難になっているためです。

金融機関は貸し手の論理
企業側は借り手の論理で事を運ぼうとします。
もともと立場が正反対の両者ですから
方や「返せ」
もう方や「返せない」の連続です。

しかし、多くの場合
借り手側は自分のギリギリの局面まで
返済をしようとします。

返せないのに無理をして返してはいけません。
特に遅延損害金に充当するなんてもっての外です。
返せないなら返せないと言わなければいけないのです。

もちろん交渉は大切です。
しかし、返済計画も無いまま
ただむやみやたらに「返せない」のオンパレードでは芸がありません。
金融機関のツボを押さえ、借り手責任を果たす中で
自分なりの主張をしていくのです。

返せないなら返さない
そんな勇気も持ちたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする